大人気ゲームAlan Wakeの2作目であるAlan Wake 2ですが、最近はUMPCも高性能となりUMPCで遊ぶことができるゲームも多いため、グラボのないPCでも遊べるように感じます。
しかし、ヌルヌルと滑らかな高フレームレートと高画質でAlan Wake 2を遊ぶならばグラボなしのPCでは辛いです。
Alan Wake 2を高画質、高フレームレートPCで快適に遊ぶために必要なAlan Wake 2の推奨スペックを満たしたおすすめのゲーミングPCを紹介します。
公式サイト:Alan Wake 2
もくじ
Alan Wake 2の必要動作&推奨スペックは?
Alan Wake 2の必要動作環境や推奨スペックを海外サイトで調べたところ下記の環境である程度快適な動作が得られたようです。
最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows 10 64-bit | |
CPU | Intel Core i7-7700 HQ AMD FX-9590 | Intel Core i9-9900K AMD Ryzen 5 5600X |
メモリ | 8~10GB | 16GB |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1060 AMD Radeon RX480 | NVIDIA GeForce RTX 2070 Super AMD Radeon RX6600 XT |
ストレージ | 50GB |
あくまでFHD画質であり、4Kでの動作を考えられたものではありません。4K環境まで考えるようでしたら、更に性能の高いグラボが必要となってきます。どういったPCパーツが必要であるかは、後述いたします。
Alan Wake 2の快適プレイを叶えるPCスペックは?
Alan Wake 2を快適にプレイするために必要なPCスペックをパーツ毎に解説いたします。
グラボは?
グラボは推奨とされるグラボがRTX2070Superとなっています。
最近のグラボで言えばRTX3060TiやRTX4060以上の性能を持つグラボが望ましいです。また、4K環境まで考慮するならば、RTX4070Ti以上の性能を持つグラボが望ましいです。
RTX4070Tiは非常にコスパの良いハイスペックモデルのグラボで最近のグラボではとくにオススメです。RTX4070Tiを搭載すれば、多くのPCゲームを高い環境で遊ぶこともできます。
CPUは?
最近のPCゲームはCPUにかかる負荷は少なく、あまり高い性能は求められないパーツとなってきました。昔よりもそこまで高性能なCPUは要求されません。
しかし、性能が低すぎるとボトルネックを引き起こしフレームレートが下がることがあります。最新のCPUを使えば、この問題は解消されますので、Intelは13000番台で13700以上、AMDは5000番台や7000番台の5700や7700以上のCPUが良いです。より性能が高いCPUを選べば後悔は少ないです。
メモリは?
メモリはある程度の容量が無いとフレームレートが下がり、カクツキや映像の遅延の元となってしまいます。
近年のPCゲームを快適に楽しむならば最低でも8GB以上は欲しい状況です。メモリ容量が16GB以上あれば問題なく快適にPCゲームを遊ぶことが可能です。
映像編集や実況動画配信まで考えるのであれば32GB以上は欲しいです。同じ容量のメモリを2枚使うデュアルチャンネルにするとよりメモリの処理速度がアップします。
最近のゲーミングPCでは当たり前となっているデュアルチャンネルは、あまりにも安いゲーミングPCを選択しない限り標準的に使用されています。
SSDは?
大作のゲームであればあるほど、一度にアクセスするデータ容量が増えます。そのため、ストレージに保存しているゲームデータへのアクセス速度が重要です。
NVMe接続のSSDであれば、とても素早いデータアクセスが可能となるためゲームのローディング時間の短縮が図れます。
少しでもサクサクと快適にゲームを楽しみたい人は読み込みと書き込み速度の早いSSDを選定しておくと良いでしょう。
必要とされるストレージが50GBなので、500GBや1TBのメインストレージを持ったゲーミングPCがオススメです。
マザーボードは?
マザーボードは、PCパーツ各種を繋ぐ中枢神経の役割を担っています。高性能なパーツを使えば使うほど、マザーボードの性能が高くある必要があります。
高性能なグラボやメモリを使ってもマザーボードの性能が悪ければ、折角高速に処理できた信号を他のパーツに伝達できません。
ここでもボルトネックが発生してしまいます。高性能なパーツを使用するならば、高性能なチップセットを搭載したマザーボードを選びましょう。Intel製ならば頭文字にZかHを冠しているもの、AMD製ならばXかBを冠しているものが良いです。
電源は?
近年の電源は昔のPCの様に壊れやすくないため、そこまで気にする必要はなくなりました。
しかし、高性能なグラボを使うという事であれば、効率の良い電源を使えば発熱も少なくなりパーツにかかる負担も少なくなります。
とくにRTX4000番台からは電力消費が上がっているため電源効率の良い電源を選ぶメリットが高いです。
最近は80Plus認証を取った電源が使われている事が当たり前となっています。その中でもシルバーやゴールドといったクラスの電源効率の高い電源を使用したゲーミングPCを選ぶと良いです。
Alan Wake 2はグラボなし、低スペックPCで操作できる?
Alan Wake 2はグラボなしでは、まともなフレームレートが出ず、カクカクとした動作や、ゆっくりとした動作になってしまい快適とは無縁の動作になってしまいます。
最近はCPU内にグラボの機能を持つGPU内蔵のものが増えてきており、年々その性能も高くなっています。GPD WINをはじめとしたUMPCには、このCPUが使われています。だから小型PCでもゲームが動作するのです。
しかし、あの小型の小さな画面で解像度も低い最低環境でも遊べれば良いという事であれば動きますが、大きなモニターを使い高画質の状態で遊ぶとなるとそうはいきません。
高解像度と高フレームレートを狙うならば、グラボは欠かせないパーツです。そのため、グラボを搭載していないような低スペックPCはおすすめしないという結論になります。
わざわざ低スペックのPCを選ぶのであれば、家庭用ゲーム機で十分となってしまいます。
Alan Wake 2におすすめのゲーミングPCはこれ!
上述してきたことを踏まえて、Alan Wake 2におすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
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グラボはコスパも良く、RTX4000番台の中で個人的にオススメであるRTX4070Tiを搭載しています。CPUにはCore i7-13700Fを搭載しております。
メモリも16GBを搭載しており、メインストレージも1TBのSSDを使用しております。電源も750Wのゴールドクラスの電源です。
メモリもDDR4-3200の8GBメモリのデュアルチャンネルになっています。合わせて4Kモニターも欲しくなってしまうAlan Wake 2を4K環境でも楽しむことができるゲーミングPCです。
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グラボにGeForce RTX4050 Laptopを搭載しているゲーミングノートPCです。
ノートPCなので4Kは考慮せず、推奨スペックであるRTX2070Superには届きませんが、ノートPC上で楽しむには十分な性能を持っております。
初めてのゲーミングノートの購入している人には、丁度良い性能と価格です。メモリ16GBを搭載し、メインストレージに500GBのNVMe接続のSSDを使用しております。
Alan Wake 2を楽しむには十分な性能を持っているゲーミングノートPCです。
まとめ
続編ではありますが、新規プレイヤーでも楽しむことができるAlan Wake 2を高画質、高フレームレートで遊ぶことができるゲーミングPCを紹介いたしました。
Alan Wake 2はPCゲームの中でも高い性能を要求されるゲームです。
Alan Wake 2を高い環境で遊ぶことができるPCであれば、他のPCゲームも快適に遊ぶことができますので、色々なPCゲームを遊びたい人にもオススメできるゲーミングPCです。