FPSとしては定番とも言えるBATTLEFIELD Ⅴは、PCスペックが求められるとてもリアルな戦争FPSです。
BFVとも略されるこのゲームはこれまで現代戦が種愛でしたが、今作は第二次世界大戦を舞台にしています。
グラフィックがとてもきれいなのが特徴で、快適なプレイをするにはミドルスペック以上のPCが必要です。
低スペックPCやグラボなしPCでは遊ぶことはできませんが、リアルな世界で緊迫感のあるFPSを楽しむことができます。
基本的に推奨スペックでのPCでプレイするのが好ましいゲームなので、快適なプレイには性能が高めのゲーミングPCが必要です。
公式サイト:BFV
もくじ
BFVの必要動作&推奨スペックは?
BFVの最小動作スペックは、適用しているDirectXによって変わります。
スペックが変わる条件はDXRが使用できる環境で、DXRを使用する場合と使用しない場合で変化します。
DXRはWindows 10 October 2018 Updateの適用で有効になる機能で、画質をよりリアルにします。
使用するにはGeForceRTX2070以降のRTXシリーズGPUが必須なので、ハイスペックPC用の機能です。
公式で公開されているDXRを使わないBFVの最小環境は、以下の通りです。
CPU:Intel Core i5 6600K / AMD FX-8350
GPU:NVIDIA GeForce GTX 660/ 1050 / AMD Radeon HD 7850 / RX 560
メモリ:8GB
CPUには第6世代Core i5、またはAMD旧製品のFX-8350が指定されていす。
どちらも性能的には現在でも使えるCPUですが、BFVには性能不足です。
画質を落とす必要がありますが、快適なプレイができるギリギリのラインです。
GPUは NVIDIAのGeForce GTX 660またはGTX1050、AMDではRadeon HD 7850またはRX560が最小環境です。
GTX1050以外はすでに型落ちのGPUで、非力というわけではありませんが現在の3Dゲームには向いていません。
GTX1050は現行の主流GPUですが、ローエンドと言われる性能の低いGPUです。
最小環境のCPUとGPUを使い BFVをプレイする場合、画質を最低にまで落とす必要があります。
画質を上げると性能が追いつかず、ラグといわれる画面のカクつきや、読み込みが遅くなるなどの影響が出るので、ゲームの操作や進行に影響します。
公式で公開されているDXRを使うBFVの最小環境は、以下の通りです。
CPU:Intel Core i5 8400 / AMD Ryzen 5 2600
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2070
メモリ:12GB
DXRは水面の映り込みなどをリアルタイムで表示する新しい機能で、現状ではハイスペックPCでのみ利用できる環境です。
DXRありの場合、CPUは第8世代Core i5の上位である8400と、第2世代Ryzen 5 2600が指定されています。
どちらのCPUも現行品であり、BFV以外のゲームでも問題なくプレイできるほどの性能を持っています。
ミドルスペック帯の中でも上位に位置する性能ですが、DXRはPCスペックを要求するためこの性能でも最小環境になります。
DXRの品質を高くすることは出来ませんが、BFVをリアルな画質で快適にプレイできます。
GPUはGeForce RTX 2070以上が必要で、現状DXRに対応しているGPUは RTX 2070以上のハイスペックGPUのみです。
DXRを使用してBFVをプレイする場合は、上位スペックのGeForceが必要になります。
BFVは高いPCスペックが必要なので、最低環境でもミドルスペック以上の性能が必要です。
より快適にプレイするためには、さらに高い性能のPCスペックが求められます。
公式で公開されているDXRを使わないBFVの推奨環境は、以下の通りです。
CPU:Intel Core i7 4790 / AMD Ryzen 3 1300
GPU:NVIDIA GeForce RTX 1060 6GB / AMD Radeon RX 580 8GB
メモリ:12GB
CPUは第4世代Core i7の最上位である4790、またはRyzen 3 1300が指定されています。
i7-4790は現在では型落ちですが、ゲーム用途にはまだ使える性能を持っています。
Ryzen 3 1300は第1世代Ryzenの下位モデルですが、現行のCPUであり性能はほぼi7-4790と同等です。
現在ではi7-4790を選択する意味はあまりなく、Ryzen 3 1300も現在では第2世代と第3世代Ryzenがあるため、選択肢にはなりません。
現実的な選択肢は第8世代、または第9世代のcore iシリーズと、第2世代や最新の第3世代Ryzenが最適です。
GPUはミドルスペックの代表格であるGTX1060の6GBと、同等の性能であるRX580の8GBが指定されています。
どちらを選んでも良いのですが、今選ぶのならGTX1060の方が安定したプレイが可能です。
RX580も性能的には十分ですが、8GB版を購入するのなら別の選択肢が出てくるので、選ぶ意味が薄くなっています。
今選ぶのであれば、GeForce 1660Ti、あるいはRX590が選択肢になります。
公式の最小構成はスペック的にはミドルスペックの上位と言える性能で、ほとんどのゲームを快適にプレイできる性能があります。
それだけBFVは性能の高いPCを必要とするゲームなので、ミドルスペック以下のPCでは快適なプレイは望めません。
また、最低構成であってもGTX2070以上のGPUがあれば、DXRを使用しても十分快適なプレイができます。
公式で公開されているDXRを使うBFVの推奨環境は、以下の通りです。
CPU:Intel Core i7 8700 / AMD Ryzen 7 2700
GPU:NVIDIA GeForce RTX 2080
メモリ:16GB
高設定DXRが使用できるハイスペックPCとも言える性能で、CPUは第8世代のi7-8700またはRyzen 7 2700が指定されています。
このスペックで動かないゲームはないと言えるほどの高性能で、実物に近いグラフィックでBFVをプレイできます。
GPUはRTX最上位の1つであるRTX2080が必要です。
GeForceの中でも性能が高く、価格も高いのですが現状RTX2080で動作しないゲームはありません。
どんなゲームでも高い画質設定で、フレームレートも60FPSから144FPSを安定して出せる性能を持っています。
ゲームによっては、144FPSを超えるフレームレートを出すことも可能なほどの性能を持つ、モンスター級のGPUです。
より性能の高い最高位のRTX2080Tiであれば、PCゲームの中でも最高峰と言えるグラフィックでのプレイも可能になります。
RTX2070でもDXRの機能を十分に発揮できるので、無理にRTX2080を用意しなくても一味違ったBFVがプレイできます。
7月になり、より性能を高めてSUPERと名を付けたGeForce RTX付が発売されているので、SUPERも今後は選択肢になります。
GeForce RTXの中でSUPERとして販売されるGPUは性能が上がり、DXRにも対応するようになります。
RTX2060 SUPERでもリアルが画面でBFVがプレイできる可能性があるので、今よりも低予算でBFVの画質を向上できる可能性があります。
BFVの快適プレイを叶えるPCスペックは?
BFVは高いPCスペックが求められるため、基本的に公式が発表している推奨スペック以上のPCが必要になります。
あえて推奨スペック以外の選択肢を選ぶのなら、以下のような構成が目安になります。
CPU:Intel Core i5 9600K / AMD Ryzen 5 3600
GPU:Radeon RX 5700
メモリ:16GB
SSD:250GB
グラボは?
あくまで選択肢の1つですが、最新のRadeon RX 5700がGTX1080とほぼ同性能で価格が安いので、今なら良い選択肢になります。
DXRには対応していませんが、快適なBFVのプレイが可能です。
予算を抑えたい場合はGeForceならGTX1660Tiがおすすめですが、さらに安いGTX1060の6GB版でも快適にプレイできます。
GTX1060には3GBもありますが、BFVのプレイには不向きなです。
Radeonの場合はあまり選択肢がありませんが、安さで選ぶならRX480やRX590がおすすめです。
CPUは?
第9世代Core i5の最上位である9600Kまたは最新の第3世代Ryzen 5 3600がコストパフォーマンスに優れています。
今選ぶのなら、最新の第3世代であるRyzen 5 3600の方が価格が安く性能も高いのでおすすめです。
さらに価格を抑えたい場合は、第2世代Ryzenも選択肢になります。
メモリは?
メモリは16Bにすることをおすすめします。
BFVはメモリの消費量が多いので、余裕があれば32GBまで増やすと、プレイ中のラグを減らせます。
SSDは?
SSDは容量が250GB以上のものがおすすめです。
規格はM.2でもSATAでも構いませんが、読み込み速度はSATAのSSDでも十分です。
M.2は価格が高い分読み込みが早いのですが、マザーボードが対応していないと使えないので、必ず確認してください。
BFVはグラボなし、低スペックPCで操作できる?
BFVは低スペックPCやグラボなしPCではプレイすることができません。
BFシリーズは高いPCスペックが必要なゲームなので、プレイには少なくともミドルスペック以上のゲーミングPCが必要になります。
最低環境よりも多少低いPCスペックであればプレイできる可能性はありますが、最低環境よりも大きい性能差のあるPCでは起動すらできません。
BFVにおすすめのゲーミングPCはこれ!
BFVを快適にプレイするには高い性能のPCが必要です。
性能の高いPCは価格も高いのですが、PCショップの販売するゲーミングPCなら、低予算でもBFVを快適にプレイできるPCが安価で購入できます。
デスクトップPCならツクモ G-GEAR neo GX7A-B181/XT
https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/game/neo/2018/GX7A-B181XT.html
ゲーミングPCの中でもハイスペック帯のPCで、Ryzen 7 2700XとGeForce RTX2070を搭載しています。
スペックが求められるDXRを使用したBFVのプレイでも快適なプレイが可能なPCです。
ノートPCならフロンティア GNシリーズ
https://www.frontier-direct.jp/direct/c/cGNR-HM370/
ハイスペック帯のゲーミングノートPCで、第9世代Core i7-9750HとGrForce RTX2060を搭載しています。
DXRには非対応ですが、BFVを良い画質で快適にプレイすることが可能です。
まとめ
BFVはFPSの中でも高いPCスペックを要求するゲームです。
最低環境であってもほとんどのゲームを快適に遊べる性能を持ったPCが必要になるので、PCにある程度の投資が出来ないとプレイさえできません。
推奨スペックはハイスペックに近いミドルスペックPCが必要になりますが、選択次第では低価格でもBFVがプレイできる性能をもたせる事が可能です。
PC選びがとても大事なBFVですが、PCショップが販売しているゲーミングPCなら、選ぶだけでBFVを快適にプレイできるPCを購入できます。
ゲーミングPCはゲーム用のPCなので、スペックさえ持たせておけば問題なくBFVをプレイできます。
BFVをプレイするためにゲーミングPCを選ぶ場合は、できれば妥協をしない選択をしたほうが快適なプレイが可能です。
予算で妥協をする場合は、できる限り性能を維持できるような選択を行ってください。