熱いストーリーのキャンペーンモードとゾンビモードが好評なCall of Duty: WWIIですが、PC上で快適に楽しむためにはどれくらいのスペックを持ったゲーミングPCが必要なのか?ということを公式から発表されている推奨スペックを確認しつつ、オススメのゲーミングPCを紹介致します。
また、グラボなしの低スペックPCでも遊ぶことができるのか?という疑問についてもお答えいたします。
公式サイト:Call of Duty: WWII
もくじ
Call of Duty: WWIIの必要動作&推奨スペックは?
公式から発表されている推奨スペックは下記のとおりです。
最低動作環境
OS: Windows 7 64-Bit 以降
CPU: Intel Core i3 3225 または、 AMD Ryzen 5 1400以上
メモリ: 8 GB以上
グラボ: NVIDIA GeForce GTX 660かGTX 1050 または、 ATI Radeon HD 7850か、AMD RX 550以上
ストレージ容量: 90 GB以上
公式から発表される推奨スペックはあくまで、これくらいのスペックがあればPCで動作するというものです。
大体の目安としてはフルハイビジョン画質で中画質設定程度、フレームレート30fps以上をキープできる状態です。家庭用ゲーム機並の動作程度のものなので、PCで遊ぶことを考えたらもっと快適な環境で動作をさせたいので一段か二段上のパーツを使ったゲーミングPCが欲しいです。
Call of Duty: WWIIの快適プレイを叶えるPCスペックは?
Call of Duty: WWIIを快適にプレイするためにゲーミングPCに必要とされるパーツごとに解説をしていきます。
グラボは?
グラボは推奨スペックを満たし、フルハイビジョン画質で高いフレームレート(60fps以上)をキープすることを考えたら、NVIDIA製であればGeforce GTX1660以上のグラボを組み込んでおくべきです。
AMD製であれば、RADEON RX580以上あれば十分でしょう。4K解像度の映像で遊ぶことを考えて、お金に余裕があるのならばRTX2080以上の性能を持ったグラボを選ぶべきです。最新のRTX3000シリーズを組み込んだゲーミングPCを買うのも良いでしょう。
CPUは?
CPUは、グラボの性能に合わせて選ぶ必要があります。クラボの性能を上げるなら、必然的にCPUの性能も上げるべきです。グラボばかり性能が高くても、CPUの性能が悪ければ折角のクラボの高性能が無駄になってしまいます。
今回オススメするGTX1660を組み込むならintel製ならCore i5 10400で、AMD製めあれば、Ryzen 5 3500で十分でしょう。高性能なグラボを組み込む場合は、より高性能なCPUを使用する必要があります。
メモリは?
メモリについては、極端に少ない容量(4GB以下)になってくると、動作がカクカクになる場合が出てきます。または、水中にいるかのようなスローモーションでの表示になってしまいます。
ストレス解消のためにゲームを遊んでいるのに不快感を覚えてしまうという本末転倒な状況になってしまいます。快適に遊びたいならば8GB以上のメモリ容量は必要です。昨今のPCゲームも遊ぶことを考えれば16GB以上のメモリ容量は欲しいです。
また、メモリは1枚で16GBのメモリを組み込むよりも、8GBを2枚マザーボードに挿し込むデュアルチャンネルに対応させた方が処理能力が向上致します。32GBを組み込むなら16GBのメモリを2枚挿し込む方が高性能という事です。
それならば8GBのメモリを4枚使用して32GBにすれば、もっと高性能になるんじゃないのか?と思われるかもしれませんが、メモリ4枚を使用して性能を向上させるクアッドチャンネルは、対応しているCPUとマザーボードが高価なこともあり、ゲーミングPCであればクアッドチャンネルへの対応にお金をかけるならば、クラボなどの他のパーツにお金をかけるほうが健全です。
SSDは?
ストレージ容量については、Call of Duty: WWIIは90GBと大きな容量を使用しますので、メインストレージにインストールするならば、500GB以上の容量のSSDをメインストレージに組み込んだゲーミングPCがオススメです。
250GB以下の容量では直ぐに不足してしまいます。お金に余裕があるのならば1TB以上の容量のものが良いでしょう。また、SSDにはM.2接続の中のNMVe方式に対応したものであれば、ローディング速度の向上が期待できます。対応しているゲームならば、ゲームのローディング速度が爆速になります。
マザーボードは?
マザーボードは、余程古いものか、安いものを選ばなければ、後悔をすることは無いのですが、高性能なマザーボードを選んでおくと、後々満足度が高くなります。
長くPCを使っているとPCIeスロットに新たな機器を接続したくなるのですが、安いマザーボードでは対応できなかったなんてことがありえますので、高性能なマザーボードを購入しておくことをオススメします。見分け方としては、チップセットの型番が高性能なものを選ぶと良いです。
intel製であれば、Z490、H470、B460といったチップセットを使用したものを選び、AMD製であればX570、B550やX470、B450といったチップセットを使用したマザーボードが望ましいです。
電源は?
電源については、最近のゲーミングPCは80PLUS認証を取得した電源が選ばれているので、あまり問題になることはありませんが、高性能なPCに組み込むならBRONZEクラス以上を使用した方が良いです。
ハイエンドモデルのゲーミングPCならばSILVERクラスか、GOLDクラスの電源を選ぶと発熱を防ぐことにも繋がり、ゲーミングPCの性能と寿命の向上に繋がります。最近では故障の原因になることは少ないですが、昔の電源の質が悪い時代には、電源が壊れた際に他の危機まで犠牲になることもありました。
Call of Duty: WWIIはグラボなし、低スペックPCで操作できる?
Call of Duty: WWIIはグラボの無い低スペックPCでも遊ぶことはできるのか?という疑問についてですが、完全にグラボも搭載していないような安いPCで遊ぶことは不可能です。
まずゲームを起動することすら敷居の高い行為になってしまいます。CPUにグラボ機能を内蔵したCPUを使用すればなんとかなるか?と言われたら最新のRyzen 4000シリーズの様に高性能グラボを内蔵していれば動作も可能になるかもしれませんが、快適に遊べるのとは別物ですし、むしろ最新のCPUを使用すればそれだけ値段も高くなりますのでオススメはできません。
Call of Duty: WWIIをしっかりと遊ぶのであれば、ある程度性能の高いグラボを組み込んだミドルスペッククラスのゲーミングPCを購入しましょう。
Call of Duty: WWIIにおすすめのゲーミングPCはこれ!
以上のことを踏まえてCall of Duty: WWIIにおすすめのゲーミングPCを紹介いたします。
デスクトップPCならガレリア XA7C-G60S GTX1660Super搭載 Minecraft Starter Collection同梱版
グラボにGeForce GTX 1660 SUPERを組み込んでいます。CPUもCore i7-10700Fになっていますので、もしグラボに物足りなさを感じるようであれば、後々にRTX 2070 Superや、いずれ発売されるRTX 3070への交換なども考慮しても良いでしょう。
メモリは16GB(8GB×2枚挿しによるデュアルチャンネル)を組み込んでいますのでフレームレートも安定します。メインストレージもNVMe接続の512GBのSSDを使用しているので、ローディング速度とPCの起動の速度向上に貢献します。Call of Duty: WWIIを十分快適に遊べるゲーミングPCです。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=&mc=9385&sn=4020
ノートPCならガレリア GCL2060RGF-T Minecraft Starter Collection同梱版
グラボにGeForce RTX 2060を組み込んでいます。CPUもCore i7-10750Hを使用しているので、グラボの性能もしっかりと活かすことができます。メモリも16GB(8GB×2枚挿しによるデュアルチャンネル)を組み込んでいますのでフレームレートもしっかりと安定します。
メインストレージもNVMe接続の512GBのSSDを使用しております。ただし、ノートPCは外付けでSSDやHDDを増設すると持ち歩きの邪魔になるので、構成変更で1TBのSSDに変更しても良いでしょう。
ノートPCは排熱などの関係上、どうしてもデスクトップPCと同じ構成にしても性能が伸びませんので、上述したガレリア XA7C-G60S GTX1660Super搭載よりも少し性能の高いノートPCをオススメいたしました。
重量が約1.85kgとゲーミングノートPCの中では軽いので、持ち運びたい人にもオススメできます。また、Wi-Fi6にも対応しているので、ルーターがWi-Fi6に対応しているのなら無線LANでのネット対戦も安定します。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&mc=9308&sn=2957
まとめ
Call of Duty: WWIIはSteamのセールで購入すれば安く入手することも可能です。とくにキャンペーンモードは好き嫌いが別れますが非現実味のある熱いストーリーは胸を打つものがあります。
まだ対戦なども楽しむことができるので、折角遊ぶのであれば、少しでも高性能なゲーミングPCを購入して、快適な環境を得れば、よりCall of Duty: WWIIが楽しくなること請け合いです。