スマホから家庭用ゲーム機やPCで遊べる原神ですが、せっかく遊ぶのならば美しいグラフィックを堪能したいものです。
今回は原神の美麗グラフィックをあますことなく楽しむことができる推奨スペックを満たしたゲーミングPCを紹介いたします。また、グラボなしのPCでも遊べるのか?という疑問についてもお答えいたします。
公式サイト:原神
もくじ
原神の必要動作&推奨スペックは?
原神をPC上で動作させるための最低スペックと推奨スペックは、公式から発表されているスペックは下記のとおりです。
OS | ||
CPU | Intel Core i5(第4世代以上)もしくは同じ性能のもの | Intel Core i7(第4世代以上)もしくはより優れた性能のもの |
メモリ | ||
グラボ | NVIDIA GeForce GT 1030もしくは同じ性能のもの | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GBもしくはより優れた性能のもの |
ストレージ |
※Windows 10プレビュー版はサポートされていません
最低動作スペックは、あくまでギリギリ原神がPC上で動作するスペックで、快適な動作を得られるものではありません。グラボも最低限NVIDIA GeForce GT1030が必要なことからグラボの無いようなPCでは動作は難しいです。
また、推奨スペックも画質を最高画質に設定して動作をするわけではなく、中画質あたりが目安になっているので、最高画質で高いフレームレートを期待するのであれば、より高い性能のグラボを搭載したゲーミングPCが必要となります。詳しい推奨パーツは、次の項目で説明させていただきます。
原神の快適プレイを叶えるPCスペックは?
原神を快適にプレイするために必要なPCパーツをパーツごとにどんなものがおすすめか紹介させていただきます。
グラボは?
グラボは推奨ではGTX1060(VRAM6GB)以上が推奨されています。最近で言えばGTX1650か、GTX1660以上のグラボを搭載していれば、推奨スペックは満たせるでしょう。
しかし、折角PCで楽しむならば4Kの環境も見据えて楽しめるグラボを搭載したゲーミングPCが欲しいところです。4Kの最高画質を60fps以上で安定させるには現段階ならばRTX3060Ti以上のグラボを搭載したゲーミングPCが良いでしょう。RTX3070以上であれば申し分なく安定したフレームレートで表示が可能です。
CPUは?
CPUはグラボの性能に合わせて引き上げが必要です。グラボがいくら仕事をしてもCPUの処理が追いつかなければ、折角グラボが描画した画像も処理されず無駄になります。GTX1660あたりであれば、intel整であればCore i5シリーズの最新のもの、AMD製であればRyzen5シリーズの最新のCPUを搭載していれば問題ありません。
4K環境を考慮するならばCore i7または、Ryzen7の最新シリーズがオススメです。もっと余裕を持ちたいならCore i9やRyzen9を搭載したゲーミングPCも勿論オススメです。
メモリは?
メモリは最低限の容量を満たしていないと、ゲームの表示がカクカクになるか、まるで水中にいるかのようなスローモーションになってしまいます。こうなると快適とは正反対のゲームプレイ状況となり、確かに動作はしているが遊べている状況ではありません。
ということで、メモリは推奨スペックでも書かれている16GBは満たしておきたいです。最近のゲーミングPCであれば、この容量は当たり前の容量となっておりますので、心配は要りません。
また、メモリはデュアルチャネルという特性を活かすために、同じ性能のメモリを2枚使用すると処理速度が向上する特性があります。これはCPUやマザーボードがデュアルチャンネルに対応している必要がありますが、昨今のCPUとマザーボードであれば、その殆どが対応しております。
稀にメモリ一枚で16GBのメモリを搭載するノートPCなどを見かけますので、注意が必要です。また、それならば4枚同じメモリを搭載すればもっと性能が向上するのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが4枚同じメモリを使用するクアッドチャンネルはかなり高価なクリエイター向けのCPUとマザーボードを搭載したPCで使用する機能なので、ゲーミングPCであればデュアルチャンネル対応のゲーミングPCで十分です。
SSDは?
SSDはSATA接続のものとM2.NVMe接続のものがありM2.NVMe接続のものが圧倒的に読み込み速度が速く快適なゲーム環境が得られます。
最近のゲーミングPCは、メインストレージはM2.NVMe接続のものが当たり前となってきたので、こちらも問題はありません。容量も500GB以上あるもの、できれば1TBを搭載するPCであれば余裕が持てます。ローディング速度に関係ない動画等は別途HDDを増設しておくと良いでしょう。
マザーボードは?
マザーボードはPCパーツ各種を繋ぎ信号を伝達する中枢神経の役割を果たします。どんなに良いパーツを使っても神経が鈍ければ、動作は思うようにいきません。
上位のPCパーツを使うのであれば、良いマザーボードを搭載したゲーミングPCを購入するべきです。2021年であればintel製はZ590をAMD製であればX570のチップセットを搭載するマザーボードがオススメです。
電源は?
電源についても高スペックの良いPCパーツを使うのであれば効率の良い80PLUS認証を受けた電源の中でもGOLDクラスやSILVERクラス以上の電源を搭載したゲーミングPCを選ぶと良いでしょう。
エントリーモデルやミドルスペッククラスのゲーミングPCであれば、STANDARDやBRONZEクラスでも構いません。
エントリーモデルやミドルスペッククラスのゲーミングPCで高熱になるようなゲームをする場合はハイスペックモデルやハイエンドモデルのゲーミングPCを購入したほうが良いです。
原神はグラボなし、低スペックPCで操作できる?
冒頭でも申し上げましたが、グラボを搭載していないようなPCで原神をプレイするのはオススメいたしません。
動作したとしてもカクカクになるかスローモーションになるかという挙動が予想されます。最近のCPUにはグラボ機能であるGPUが搭載されているものもあり、かなり高性能にはなってきておりますが、GPUはあってもビデオメモリを担う部分は無いため、ビデオメモリをメインメモリで補うという動作が必要となります。
そのため最高画質で快適にとなると、負荷が高くなり動作が重くなることがあります。安心・快適に原神を楽しみたいのであればグラボを搭載したゲーミングPCを買うべきです。
タブレットにキーボードを付けただけのタブレットPCやChromeBookで遊ぶとなると高性能スマホで遊んでいるのと何ら変わりはありません。折角PCという環境で遊ぶのであれば、高性能なゲーミングPCで遊ぶべきでしょう。
原神におすすめのゲーミングPCはこれ!
上述したことを踏まえて、原神におすすめのゲーミングPCを紹介させていただきます。
デスクトップPCならGALLERIA XA7C-R36T 第11世代Core搭載
グラボはNVIDIA GeForce RTX3060Tiを搭載しており、原神でしたら4Kでも60fpsを超えるフレームレートが期待できます。グラボの性能を活かすCore i7-11700を搭載しておりますので、十分な性能を発揮します。
メモリも16GB(8GBを2枚搭載したデュアルチャンネル)を搭載しております。メインストレージも1TBのNVMe接続のSSDを使用しておりますので、容量にも余裕があります。このゲーミングPCがあれば原神を十分に楽しむことが可能です。
後継機モデルは以下↓
ノートPCならGALLERIA RL5R-G50T Minecraft Starter Collection同梱版
原神をいつでもどこでもPCのFHD画質で楽しみたいという人であればゲーミングノートPCもオススメです。あまり高性能なゲーミングノートPCは、重い上に発熱も相当なものになるので、個人的にはあまりオススメしません。
最近のゲーミングノートPCはエントリーモデルクラスでしたらとてもコスパが良いのでオススメです。グラボにNVIDIA GeForce GTX 1650Tiを搭載しておりますのでFHD画質であれば十分な性能を持っております。CPUもRyzen 5 4600Hを搭載しておりますのでグラボの性能も活かせております。
メモリも16GB(8GBを2枚搭載したデュアルチャンネル)を搭載しております。メインストレージも512GBのNVMe接続のSSDを搭載しております。ゲーミングノートPCのメインストレージとしては十分でしょう。不足する容量は外付けHDDなどを購入すると良いと思います。
↓後継機モデルはこちら
まとめ
原神はスマホや家庭用ゲーム機等でも楽しむことができる楽しいゲームですが、折角PC版を遊ぶならばできるだけ高解像度・高画質の環境で遊びたいものです。
お気に入りの推しキャラを高画質で眺めるのはテンションが上がります。美麗なグラフィックを堪能するために少し値段が高くとも高性能なゲーミングPCを購入する価値のあるゲームだと思います。