2012年からサービスが開始され、オンラインで多くの人と楽しい冒険ができるドラクエ10も、なんと今度はオフラインが発売されるということで、ますます盛り上がりを見せています。
残念ながらオフライン版の発売は延期してしまいましたが、オンラインも10周年となります。そんなドラクエ10を今からでも楽しみたい方に、ドラクエ10を遊ぶために推奨スペックを満たしたゲーミングPCを紹介いたします。
ドラクエ10は、10周年を迎えるゲームで、発売当初からグラフィックに力を注いでいないので、グラボなしのPCでも、GPUを搭載しているようなCPUを使用しているPCならば遊ぶことも可能です。
しかし、快適とは言い難いので、しっかりと快適に遊ぶことができるゲーミングPCはどれほどのPCが良いのか?というものを解説いたします。
公式サイト:ドラクエ10
もくじ
ドラクエ10の必要動作&推奨スペックは?
まず、ドラクエ10の公式サイトで公開されている必要動作環境や推奨スペックなどは下記のとおりです。
最小動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows10 64-bit | |
CPU | Intel Core i3 2.0GHz | Intel Core i5 2.4GHz AMD A10 3.4GHz |
メモリ | 3GB | 4GB |
グラボ | NVIDIA Geforce GT 220 VRAM 256MB ATI Radeon HD 5550 VRAM 256MB Intel HD Graphics 4000 VRAM 256MB | NVIDIA Geforce GTX 650または ATI Radeon HD 5800 |
ストレージ | 24GB |
最低動作環境を見てみると、IntelのCPUに搭載されているGPUであるIntel HD Graphics 4000でも動作すると書かれております。
しかし、これはあくまで最高画質を考慮したものではないため、しっかりと動作させたいならば、グラボを搭載したゲーミングPCが良いです。
また、オフライン版は画質の向上等されるということで、詳しい仕様は明かされておりません。ドラクエ10 オフラインのためにゲーミングPCを購入するという人でしたら、10万円から15万円の所謂エントリーモデルと呼ばれるゲーミングPCの購入をオススメいたします。
ゲーミングPCというと難しいイメージがありますが、最近のゲーミングPCは組み立ても動作確認も行われて出荷されているので難しい点はございません。サポート体制等も充実しています。
ドラクエ10の快適プレイを叶えるPCスペックは?
ドラクエ10を快適にプレイするために必要なPCスペックをパーツ毎に解説いたします。
パーツの型番など解説に出していきますが、型番の数字が大きければ性能も高いと考えていただければ難しいことはありません。ただし性能が高いものは値段も高くなってしまうのは仕方がありません。
グラボは?
公式の推奨スペックに出てくるパーツ名は、ドラクエ10発売の10年程前のグラボの型番です。最新のグラボであれば、推奨スペックは遥かに超えております。10年前を比較したらグラボの処理速度も段違いです。
グラボを選ぶ際に目安となるグラボの大手メーカーにはNVIDIAとAMDという2社が挙げられます。NVIDIA製のグラボのほうが、よりゲーム向きに調整され、幅広い性能を抑えております。
ドラクエ10を遊ぶのであればNVIDIAのエントリークラスのグラボであるGTX1650やGTX1660やRTX3050を搭載したゲーミングPCであれば、十分快適な動作が得られます。
CPUは?
CPUはPCの頭脳ですが、ことPCゲームにおいてはグラボのサポート的な役割を担っていることがほとんどです。
クラボを搭載しているゲーミングPCであれば、そこまで高い性能は必要ありません。しかし、CPUの性能が高ければより快適にPCゲームを遊ぶことができます。
CPUのメーカーはIntelとAMDがあります。以前はintelの独壇場でしたが最近はAMDが頑張っていて、AMDのCPUが高い性能を持っています。
AMDのCPUは互換性も高く、デスクトップPCを購入するならばAMD製のCPUを搭載しておくと、後々の交換などに対応もできます。ドラクエ10であればRyzen 5 3500やRyzen 5 3600で十分です。
メモリは?
メモリは極端に少ない容量になってしまうと、ゲームがカクカクまたは、スローモーションに表示されてしまい、まともな環境で遊べなくなってしまいます。
しかし、最近のゲーミングPCであればメモリ容量は16GB搭載が標準化しておりますのでドラクエ10を遊ぶ際には気にする必要がありません。
ゲーミングPCではなくタブレットPCや数万円で購入できてしまうPCですとメモリ容量が4GBから8GBと少ないため、ドラクエ10を快適という環境で遊ぶには辛い容量です。
SSDは?
ドラクエ10のストレージに使う最低容量は24GBと少ないですが、ダンロードコンテツや拡張パックの追加をすると、24GBではおさまりません。SSDの容量はOS等の容量も考慮すれば最低500GB以上あるものがオススメです。
稀に安いPCの場合、eMMCと呼ばれる交換できないタイプのSSDが搭載されております。容量も64GBや128GBといった小さいのもので、とてもではありませんがドラクエ10ならず、ゲームを遊ぶには頼りなさすぎる容量のため、安いPCをオススメしない要因のひとつです。
最近のゲーミングPCであれば、PS5等の次世代ゲーム機に使っているNVMe接続形式のSSDが使われておりますので、容量も大きく、また快適な起動や読み込み速度を得られるため、非常に快適なPCライフを送ることができます。
マザーボードは?
マザーボードは、良いものを使っているデスクトップPCであれば、後々のパーツ交換でPCの寿命を延命することができます。
また、搭載するCPUによってチップセットとCPUソケットの形が違います。intelのCPUは、このCPUソケットの形がCPUの世代で全く違うものとなり互換性がないので、CPUの交換となるとマザーボードと一緒に交換となるため、後のパーツ交換等を考えている人にはオススメできません。
性能が追い付かなくなったらPCを丸ごと買い替えで良いという人にはintel製のCPUで問題はありません。
電源は?
電源は、電力効率の良い電源を購入すると電気代の削減になるだけでなります。効率の良い電源であれば、ケース内部の温度上昇も抑えられます。最近のゲーミングPCは80PLUS認証を取得した電源が標準的に使われております。
もし、ハイスペックモデルのゲーミングPCの購入まで考えるのならば、電源のクオリティをSILVERかGOLDクラスに上げておくと良いです。しかし、エントリーモデルであれば標準的なBRONZEクラスでも問題はありません。
ドラクエ10はグラボなし、低スペックPCで操作できる?
ドラクエ10はグラボのないPCでも遊べないことはありません。しかし、快適という環境になるかは疑問が残ります。
まずグラボを搭載していないPCは、グラボの性能を搭載したCPUを使ってグラボの代わりにします。グラボにはビデオメモリという機能が必要ですが、勿論CPU内部にはビデオメモリが存在しないため通常のメモリからビデオメモリ分を拝借するような形になります。
そのため既存のメモリへの負担が大幅に増します。グラボを搭載していないようなPCが大容量のメモリを搭載していることは稀なため、メモリ容量が4GBしかないPCでグラボもなければ、メモリが過負荷となり、動作がカクカクになるかスローモーションとなり、やがてメモリオーバーとなり、ゲームが途中で停止してフリーズが起きる事態となります。
オンラインであれば、冒険中にフリーズしてしまったら一緒に冒険する人の迷惑になります。オフラインであれば迷惑こそかけませんが、自らのストレスとなるでしょう。わざわざそんな状態でドラクエ10を遊ぶ必要はありません。
ドラクエ10におすすめのゲーミングPCはこれ!
以上のことを踏まえてドラクエ10におすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
デスクトップPCならGALLERIA RM5R-R36 3600 Windows 11 搭載
デスクトップPCでドラクエ10を快適に楽しみたいのであれば、ミドルスペックに近い性能を有するこのゲーミングPCがコスパも良くオススメです。
グラボにRTX3060を搭載し、CPUにRyzen 5 3600を搭載しております。マザーボードはAMDのA520チップセットなので、高性能とは呼べませんが、そこそこの性能を持っております。
メインストレージにNVMe接続の500GBのSSDを搭載しておりますので、PCの起動も早く快適なゲームプレイが得られます。この性能があれば、しっかりとドラクエ10を楽しむことができる高性能なコスパの良いエントリーモデルのゲーミングPCです。
後継機モデルは以下↓
ノートPCならGALLERIA RL5C-R35 Windows 11 搭載
ゲーミングノートPCというと重たくて分厚いイメージがありましたが、最新のゲーミングPCは薄型で軽量のものが発売されております。
しかもデザインもスタイリッシュになっているので、外出先でもドラクエ10を遊びたいという人にもオススメできるゲーミングノートPCがGALLERIA RL5C-R35です。
グラボはGeForce RTX 3050のラップトップ版を搭載しており、流石にデスクトップPCの性能には及びませんが、それでもドラクエ10を快適に遊ぶことに十分な性能を備えております。
1万円安いPCですとグラボがGTX1660のモデルがありますが、RTX3050ならばレイトレーシングというグラフィックを美麗に表示する機能とDLSSというゲームの描画を最適化して美しく見せる機能でフレームレートも更に向上するという機能があります。
電源アダプターは大きいですが、充電しておけば持ち運ぶにもスリムですし、なにより2kgを切る重量がありがたいゲーミングノートPCです。大きさも程よく収納スペースも取らない使い勝手の良いゲーミングノートPCです。
※安定して遊べるモデルはこちら↓
まとめ
10周年を迎えて、オフライン版の発売も控えたドラクエ10をしっかりと遊ぶのならば、しっかりとしたゲーミングPCと呼ばれるPCを購入したほうが満足の行くゲームプレイ環境が得られます。
せっかくゲーミングPCを買うのですから、他のPCゲームもガッツリ遊ぶことができるPCを買っておけばドラクエ10の満足度と相まって、より楽しいPCライフを送ることができます。