最大8人で遊ぶことのできる惑星サバイバルゲーム「ICARUS サバイブイカルス」を快適に遊ぶことのできるゲーミングPCを紹介いたします。
2021年12月に発売されたゲームで、要求されるPCのスペックもそれなりに高く、グラボを搭載していないようなPCでは、カクカクの動作、またはスローモーションになってしまいます。
推奨スペックを満たし動きも滑らかに、快適なゲーム環境を得るためのゲーミングPCはどれほどの性能を持ったものが良いのかということを解説いたします。
参考サイト:ICARUS サバイブイカルス
もくじ
ICARUS サバイブイカルスの必要動作&推奨スペックは?
ICARUS サバイブイカルスの公式サイトで公開されている必要動作環境や推奨スペックは下記のとおりとなっております。
最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows10/11 64-bit | |
CPU | Intel Core-i5 8400 | Intel Core i7-9700 |
メモリ | 16 GB | 32GB |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB) | NVIDIA GeForce RTX 3060Ti |
ストレージ | 70GB |
ICARUS サバイブイカルスの快適プレイを叶えるPCスペックは?
ICARUS サバイブイカルスを快適にプレイするために必要なPCスペックをパーツ毎に解説いたします。
ICARUS サバイブイカルスを快適に楽しめるゲーミングPCを選ぶ上で重要なパーツと、どのレベルのパーツを搭載したゲーミングPCを選べばよいかということを書いていきますのでご参考にしてください。
グラボは?
ICARUS サバイブイカルスの推奨スペックに書かれているグラボは、なんとNVIDIA GeForce RTX 3060tiです。1世代前のグラボのハイエンドモデルであるRTX2080に迫る性能を持っており、グラボ単品で7万円以上となっているRTX3000番代のグラボの中ではハイスペック寄りのミドルクラスの性能を持っております。
PCゲームの推奨環境は、最高画質で安定したフレームレートを維持できる環境という指標ではなく、中画質や高画質程度でフレームレート60fps以上を維持できる性能が目安となっております。このことから、ICARUS サバイブイカルスを快適に楽しむのであればRTX3070以上を搭載したゲーミングPCは欲しいです。
金銭的に余裕があるのであれば、4K環境でもヌルヌル動くと考えられる最新のRTX3090Tiを搭載したゲーミングPCが良いでしょう。AMD製のグラボはレイトレーシング機能もNVIDIA製のものよりは劣ってしまいますので、個人的にはNVIDIA製のグラボがオススメです。
CPUは?
CPUはグラボの描き出したCGを処理して表示する役割を持っております。グラボの性能が高くなるのであれば、CPUの性能も相応に高くしなければグラボの性能を活かしきれません。
Windows11になりグラボだけでも高いフレームレートを維持できる機能が追加されたとされておりますが、実際にはまだまだCPUの性能に左右されています。推奨のCPUはintel製のCore i7 9700となっていますが現在では2世代前のCPUとなりますので、最新世代のCPUであればCore i5 12400でも十分な性能を持っています。
しかし、グラボの性能が高くなればボトルネックを起こさないために、グラボの性能も高くする必要がありますので、intel製であればCore i7 12700以上、AMD製のものであればRyzen7 5700以上を搭載したゲーミングPCが良いです。
金銭的に余裕があるのならばRTX3090Tiに合わせCPUもCore i9 12900KやRyzen9 5900Kを搭載したゲーミングPCが良いです。
メモリは?
ICARUS サバイブイカルスは推奨メモリが32GBと高めに設定されております。グラフィック面に力を入れていることが伺えます。メモリは最低動作スペックを満たしていないような環境ですと、カクカクな動作やスローモーション映像の元になってしまいます。
まともにゲームできる環境ではなくなってしまいますのでらある意味最低限の環境を得るためには必須のパーツとも言えます。快適な動作を得るのであれば32GBメモリということで、32GB以上のゲーミングPCはハイスペックモデルやハイエンドモデルでしか見かけません。もしくはカスタマイズでメモリの容量アップが必要です。
また、最近ではDDR4よりも処理速度が向上したDDR5規格のメモリを搭載したゲーミングPCも増えてきていますので金銭的に余裕があるのならばDDR5のメモリを搭載したゲーミングPCを購入すると良いです。
SSDは?
推奨環境に書かれている70GB以上の空き容量が必要という事で、OSの容量確保等も考えるとメインストレージは1TB以上あるものであれば安心です。
金銭的に余裕があるならば、ゲーム用にサブストレージで1TB以上のNVMe接続のSSDを搭載したもの、もしくはカスタマイズで増設をすると良いです。NVMe接続であれば、HDDやSATA接続のSSDよりも何倍もローディングが早くなり快適です。
マザーボードは?
マザーボードは上述してきたパーツを繋ぐ役割を担っていて、パーツの性能が向上するならば、性能の良いマザーボードを搭載したゲーミングPCを選ぶと良いです。
intel製はCPUによってソケットが変わってしまいます。互換性を考えるとAMD製ですがAMDも次世代CPUからソケットが変わると言われているので、どちらにしても最新で性能の高いマザーボードを選べば長く使うことができます。
intel製であれば数字の前に付くアルファベットがZのもの、AMD製であればXがついたものが良いです。2022年4月現在であればintel製はZ690でAMD製はX570が良いです。
電源は?
電源についても、他のパーツに合わせたものがオススメです。ICARUS サバイブイカルスは、高い性能を持つパーツが要求されていますので、電源も効率の良いシルバークラスがゴールドクラスの物を搭載したゲーミングPCを選ぶと各パーツの発熱も緩和され、長く使うことと安定した性能を得られます。最近のゲーミングPCの電源は80plus認証を取得しているものがほとんどなので、その点の心配はありません。
ICARUS サバイブイカルスはグラボなし、低スペックPCで操作できる?
ICARUS サバイブイカルスは最低動作環境でも高い性能が求められているのでグラボの無いようなPCでは操作はできません。起動したとしてもフリーズしてしまうこと、カクカクやスローモーションでとてもじゃありませんが、まともにゲームなんてできる環境ではありません。
ゲームをプレイしたとしても逆にストレスを得るだけで、何の得にもなりません。最新のものであればSteamのゲームも起動できるなんていうニュースのあるChromeBookは、基本的にWindowsのゲームは遊べません。また、タブレット程度の性能しかないPCも問題外です。しっかりとグラボを搭載したゲーミングPCでなければ、ICARUS サバイブイカルスを遊ぶことはできません。
ICARUS サバイブイカルスにおすすめのゲーミングPCはこれ!
上述したことを踏まえてICARUS サバイブイカルスにおすすめのゲーミングPCを紹介いたします。
デスクトップPCならGALLERIA XA7C-R36T 第12世代Core搭載
グラボにGeForce RTX 3060Tiを搭載し、グラボの性能を受け止めるCore i7-12700をCPUに使用しております。メモリもDDR4メモリのPC4-25600(8GB)のデュアルチャンネルになっております。
マザーボードもインテル H670チップセットなので、全てのパーツの性能を活かすものとなっております。少し値段は高いかもしれませんがICARUS サバイブイカルスを堪能できるハイスペックモデルのゲーミングPCです。
金銭的な余裕があるのならばLEVEL-R769-LC129K-WAX
グラボにGeForce RTX 3080Tiを搭載し、CPUにCore i9-12900Kを搭載しておりますのでRTX 3080Tiの性能もしっかりと引き出すことができます。ボトルネックの心配も無いでしょう。
電源もGOLDクラスのものを使用し、メモリも32GBを搭載しPC4-25600(16GB)のデュアルチャンネルとなっております。実況動画だけでなく、3DCG作成まで幅広く使用できるゲーミングPCです。
公式サイト:パソコン工房
まとめ
ICARUS サバイブイカルスはより楽しく快適に遊べるようアップデートを繰り返されており、益々これから楽しくなっていきそうなゲームです。このゲームをより楽しむためにも、快適な環境で楽しめるゲーミングPCを購入するべきです。