2013年より運営が開始されている、なんでもきることが売りであるMMORPG『ArcheAge』を楽しむために、『ArcheAge』の推奨スペックを満たした、オススメのゲーミングPCを紹介します。
また、『ArcheAge』を遊ぶにあたってグラボの無いPCでもプレイできるのか?ということも解説していきます。
公式サイト:ArcheAge
もくじ
ArcheAgeの必要動作&推奨スペックは?
公式サイトで公表されている『ArcheAge』の最低動作スペックと推奨動作スペックは下記の通りです。
最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows8.1以降 | Windows10以降 |
CPU | Intel Core2 Duo | Intel Core i5 |
メモリ | 2GB | 4GB |
グラボ | NVIDIA GeForce 8000シリーズまたは、AMD Radeon HD 4000シリーズ | NVIDIA GeForce GTS250または、AMD Radeon HD 485 |
ストレージ | 40GB |
流石に2013年にサービスが開始されたゲームのスペックなので、今からPCを探すにあたって、このスペックを見てもピンとこないような数値と機器名が羅列されています。
2021年の今となっては、エントリーモデルのゲーミングPCがあれば十分遊べるスペックです。
十数万円もするような高いゲーミングPCは必要無いということだけ、ここでは書いておきます。細かいことは、下記のPCスペックの項目で詳しく解説します。
ArcheAgeの快適プレイを叶えるPCスペックは?
MMORPGである『ArcheAge』を快適にプレイするために必要なPCスペックをPCパーツ毎に解説していきます。
どんなパーツを重要視すれば良いのか?何を基準に購入したら良いのか?なんてことにも触れていきます。
グラボは?
グラボについては、推奨スペックのグラボを見ても、ビデオメモリが1GBもあれば十分なので、2021年初期の状況で言えばNVIDIA GeForceのGTX1650でも十分な性能であると言えます。
1世代前のGTX1050でも十分でしょう。逆にGTX1050を購入する方が手間なので、GTX1650搭載のPCの方が購入しやすいです。
高画質にしても、このグラボがあれば十分なので、他にもPCゲームをプレイすることが考えられるならば、GTX1660を搭載したゲーミングPCを購入しても良いでしょう。
CPUは?
CPUはグラボやメモリの性能を引き出すために必要ですが、MMORPGである『ArcheAge』では、そこまで高い性能を必要とされませんので、CPUの性能も、そこまで高いものは必要ありません。
最近はAMD製のCPUよりもIntel製のCPUの方がコスパが良くなっているので、IntelのCore i5-10400以上のCPUがあれば必要十分な性能が得られます。
AMD性のRyzenシリーズを導入するならRyzen 5 3500以上もあれば十分です。
メモリは?
メモリは、4GB以上を推奨されています。しかし、現状4GBのメモリでは、通常のPC作業をする際に重いと感じられるので、8GB以上のメモリ容量を搭載したゲーミングPCが望ましいです。
4GBでは、タブレットをPCに見立てたようなPC程度の性能しかなく、十分なフレームレートも得られず、映像がカクカクしてしまうことが想定されます。
SSDは?
SSDに必要なストレージ容量は、40GBとなっています。メインストレージには少しでも余裕が欲しいので、最近であれば500GB以上のストレージ容量が欲しいです。
250GB程度ですと、他にもPCソフトなどを入れたらすぐにいっぱいになってしまいます。
マザーボードは?
マザーボードは、PCのすべてを繋ぐ中枢神経の様な役割を持っています。
高性能なゲーミングPCであれば、マザーボードの性能まで気にしたいところですが、『ArcheAge』では、そこまで高い性能が必要ではないので、マザーボードの性能まで気にする必要はないでしょう。
電源は?
電源も高性能なハイエンドゲーミングPCを購入するようでしたら、気にかけた方が良いパーツですが、『ArcheAge』でオススメするPCはエントリーモデルクラスなので、こちらもあまり気にする必要はありません。
80PLUS認証を取得した、スタンダードまたはBRONZEクラスの電源であれば、申し分ありません。
ネットワーク環境
『ArcheAge』はネットゲームなので、むしろこのネットワーク環境が一番ネックとなります。5Gが出たとしても、やはり自宅にはネット回線をしっかりと引いておきたいところです。
1番のオススメはしっかりとプロバイダと契約しての有線LANです。携帯のキャリア契約でのギガ放題プランなどはあまりオススメいたしません。
そして、PC本体ですが、デスクトップ型のPCは有線LANが前提で構成されていますので、有線LANの敷設が難しい人は、無線LANで遊ぶことを考えるとノートPCの方が便利であると言えます。
PC本体自体には、そこまで高性能はスペックを必要としない『ArcheAge』ですが、ネットワーク環境は安定しておいて損はありませんので、PC本体の値段を安く抑えて、ネットワーク環境に力を入れることをオススメします。
ArcheAgeはグラボなし、低スペックPCで操作できる?
『ArcheAge』はグラボの無いような、低スペックのPCでも遊べるのか?という疑問に答えます。少しでも安いPCで遊びたいという人もいるでしょうし、この疑問が出るのも理解できます。
確かに推奨スペックの低さから見ても、低スペックPCでも動作します。しかし、この推奨スペックギリギリのPCでプレイした場合は、フレームレートも低くなり、何よりCPUの処理能力が遅いものも多いので、まともに動作するかは不安が残ります。
また、グラボが無いということは、CPUに内臓されているGPUにグラボの性能を委ねることになり、さらにビデオメモリで行う処理をメインメモリに任せることになります。
ただでさえ低い性能のPCの内部で、グラボの行う機能を処理させれば、更に負荷は高くなり、『ArcheAge』をまともに遊ぶことができなくなることが容易に想像できます。
プレイできないことは無いですが、オススメはしません。どうしてもプレイしたいというなら止めはしませんが、一緒にプレイした人にも迷惑をかける可能性すらあるのがMMORPGとして痛いと思います。
ArcheAgeにおすすめのゲーミングPCはこれ!
上述した事項を考えて『ArcheAge』を遊ぶためにオススメのゲーミングPCを紹介いたします。
ネットで『ArcheAge』推奨PCと検索すると、数年前のスペックのPCが紹介されることもあるので、できれば2021年モデルを推奨しているコチラのPCを参考にしてください。
デスクトップPCならLEVEL-M0B5-R535-RVX
CPUに人気のAMD Ryzen 5 3500を搭載しています。グラボもGeForce GTX 1650 SUPERを搭載しているので、『ArcheAge』を遊ぶには十分な性能を持っています。
メモリも8GB(4GBの2枚挿しのデュアルチャンネル仕様)となっているので、フレームレートも安定します。メインストレージもNVMe接続されている500GBのM.2 SSDを採用しているため、PCの起動速度も速く、更にゲームのローディングも安定しています。
ネットワーク回線は有線LANが推奨されますので、有線LANを敷設するか、内部か外部に接続する無線LAN子機を別途購入しましょう。
※現在販売終了
公式サイト:パソコン工房
ノートPCならガレリア GR1650TGF-T メモリ16GB搭載モデル
CPUにRyzen 5 4600Hを搭載し、グラボはGeForce GTX 1650 Ti を搭載しているので、こちらも『ArcheAge』を遊ぶには十分な性能を有しているゲーミングノートPCです。
こちらは、更にメモリ容量も16GBとなっているので、余裕を持ったプレイが可能です。メインストレージにNVMe接続の512GB SSDを採用しているので、こちらも起動もゲームも快適な速度でプレイできます。
また、intel Wi-Fi 6 AX200NGWを搭載しているので、ルーターをWi-fi6対応のものにすれば、通信環境も安定します。
※後継機モデルはこちら↓
まとめ
『ArcheAge』は、とにかく『できること』が多いMMORPGで、長く楽しんでいる人は、『ArcheAge』のβテスターから、今現在まで楽しんでいる人もいらっしゃいます。
それだけ、飽きることなく遊べてしまう奥の深さもあるMMORPGです。戦闘だけじゃなく、日常でできることが多いので、『ArcheAge』の世界で生活するだけでも面白いPCゲームです。
今であれば、ちょっとした投資で、ここまでハマれるPCゲームが遊べるゲーミングPCを購入できてしまいます。
合わせてネット回線なども契約して安定した環境を入手して、思う存分『ArcheAge』の世界を堪能してみてはいかがでしょうか?