Cities: SkylinesのPC版の特徴と言えば、豊富なMODが簡単に導入できることが挙げられます。MODを導入することで、自分好みに遊ぶことができる素晴らしいゲームです。
公式からの推奨スペックなどを調べて、Cities: Skylinesはグラボを搭載していないようなPCで、動作するのか?という疑問にも答えていきつつ、街づくりシム系のゲームで息長く人気を保っている『Cities: Skylines』を快適に遊ぶために必要なゲーミングPCを紹介いたします。
Cities: SkylinesにおすすめのゲーミングPCをチェック!
公式サイト:Cities: Skylines
もくじ
Cities: Skylinesの必要動作&推奨スペックは?
公式サイトで調べたCities: Skylinesの動作環境は下記のとおりです。
最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Microsoft Windows XP/Vista/7/8/8.1 (64-bit) | Microsoft Windows 7/8 (64-bit) |
CPU | Intel Core 2 Duoまたは、AMD Athlon 64 X2 6400 | Intel Core i5-3470または、AMD FX-6300 |
メモリ | 4GB | 6GB |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 260または、ATI Radeon HD 5670以上 | NVIDIA GeForce GTX 660または、 AMD Radeon HD 7870以上 |
ストレージ | 4GB |
公式サイトの発表している最低動作環境はPCでギリギリ動作する程度のもので快適に遊べるとはいいがたいものです。
そして推奨スペックに至っても、ヌルヌルと動作するわけではなく、ある程度問題なく動作する環境を示しています。
MODなどを入れて高画質設定にして快適に遊ぶとなれば、この推奨環境ではスペック不足となりますので、ご理解しておいてください。
だからといってCities: Skylinesを遊ぶためにウン十万円もするPCを購入する必要はありません。その点については後述するPCスペックのところで説明致します。
Cities: Skylinesの快適プレイを叶えるPCスペックは?
Cities: Skylinesを快適にプレイするために必要な性能をPCパーツ毎に解説いたします。
グラボは?
公式サイトでは、グラボはGTX660もあれば十分とされていますが、GTX660も2012年に発売されたグラボなので性能はたかが知れております。
Cities: Skylinesも少なからず進化しているので、今GTX660で動作させても快適とは言い難いです。今、快適にCities: Skylinesを遊ぶのであれば、GTX1650以上のクラボを搭載したゲーミングPCを購入しましょう。
特にレイトレーシングはこのゲームにおいて必要ありませんので、GTX1660Ti以上のグラボを搭載すれば十分快適にCities: Skylinesを遊ぶことは可能です。他のPCゲームまで遊びたいということであれば、より高性能なグラボを搭載したゲーミングPCを買いましょう。
CPUは?
CPUについては、グラボに合わせて選んでいただければ問題ありません。高性能なものを選んでおけば、後々クラボを高性能なものに交換した際に、ボトルネックという事象に悩まされなくて済むという利点があります。
ボトルネックの状態は、グラボだけ高性能にしてもCPUの機能が劣るとグラボが折角仕事をしても、無意味になってしまうんですね。
なにかを無駄にしてしまうのは、勿体ないので、後々のことを考えない、Cities: Skylinesのことだけを考えるならば、CPUは、intelであれば最新のCore i5をAMDならば最新のRyzen 5を搭載していれば十分な性能を持ったPCであると言えます。
メモリは?
メモリ容量は推奨では6GBとありますが、6GBのメモリ容量を搭載するのは現実的ではありません。搭載するならば8GBもしくは、16GBが良いでしょう。
Cities: Skylinesを遊ぶのであれば8GBあれば十分ですが、MODを導入するとなれば、余裕を持って16GBを搭載しておくことをオススメします。
最近はメモリの値段も落ち着いてますし、8GBから16GBにアップグレードしても、そこまで値段が高くなることはないからです。
メモリは同じ容量とクロック数のメモリを2枚使うとデュアルチャンネルという仕様になり、より高速に処理できるようになるため、16GBのメモリを1枚使うよりも、8GBのメモリを2枚挿した方が高性能になりフレームレートも安定します。
SSDは?
Cities: Skylinesは、MODを入れたりたくさんの街を作って保存することを考えるならば、容量は大きいものにしておいたほうが良いでしょう。500GB以上もあれば十分です。他に多くのPCゲームを遊びたいなら1TBは欲しいですね。
マザーボードは?
マザーボードは、高性能なものを買っておけば、後々のパーツ交換や増設で泣くことがありません。
私は最初に中スペック程度の性能を持ったマザーボードを買ってしまったら、結局パーツ交換の際にマザーボードごと交換したという苦い経験があるので、もし、後々にゲーミングPCのスペックアッブをするなら、良いマザーボードを搭載したゲーミングPCを選んでおきましょう。
電源は?
電源はパーツの発熱を抑えることにも貢献します。しかし、Cities: Skylinesに要求されるスペックのゲーミングPCならば、そこまで気にする必要もありません。
80PLUS認証付きの電源であればスタンダードでもBRONZEでも十分でしょう。ハイスペックモデルやハイエンドモデルのゲーミングPCを購入することを考えるなら気にしたほうが良いですが、Cities: Skylinesを遊ぶのであれば、エントリーモデルやミドルスペックモデルのゲーミングPCで必要十分です。
Cities: Skylinesはグラボなし、低スペックPCで操作できる?
Cities: Skylinesはグラボを搭載していないPCで遊べるか?ということですが、最近のCPUはグラボ機能を搭載したものが多いため、遊ぶことも可能です。
しかし、グラボに付いているビデオメモリの機能をメインメモリから使用するため、動作が重くなります。メモリ容量が不足すると、動作がカクカクになるなどして、最悪フリーズしてしまうこともあります。強くはオススメしません。
グラボ機能を搭載したCPUでオススメするならば、Ryzenの4000番台を使用したPCならば安定した動作も期待できます。
しかし、あえてRyzenの4000番台を使用したPCを購入するならば、エントリーモデルのゲーミングPCを購入したほうがコスパが良いです。
また、タブレットに無理矢理キーボードをつけてPCと呼んでいるような激安ノートPCでは、動作が安定しないため、低スペック性能のPCで遊ぶことはとてもじゃないですが、オススメできません。
Cities: SkylinesにおすすめのゲーミングPCはこれ!
デスクトップPCならGALLERIA RM5R-G60S
グラボにGeForce GTX 1660 SUPERを使用しているので、大体のPCゲームを高画質は無理でも中画質程度でなら遊ぶことができる性能を持つゲーミングPCです。
勿論Cities: Skylinesを楽しむには必要十分以上な性能を持っています。そして、CPUもRyzen 5 3500を使用しているので、グラボの性能を殺すこともありません。
メモリもデュアルチャンネル仕様の16GBメモリですし、メインストレージもNVMe接続の500GBのSSDを使用しているので、容量も速度も十分な働きを示してくれます。
マザーボードや電源も、このゲーミングPCのスペックにあったものが使われており、今後PCパーツの交換や増設を考えないなら、コスパも良いです。
ノートPCならLEVEL-15FX068-i7-RXSX
グラボもGeForce GTX 1660Ti を搭載しているので、Cities: Skylinesを動作させるのに、コチラも必要以上の性能を持っています。
いくらCities: Skylinesが面白くとも毎日Cities: Skylinesばっかり遊ぶというわけでもありませんので、他のPCゲームがあらかた遊べるスペックのゲーミングノートPCをオススメします。CPUもCore i7-10750Hを搭載しておりますのでボトルネックの心配もありません。
メインストレージも上述のデスクトップPC同様、NVMe接続の500GBを使用しているので動作も快適です。
ゲーミングノートPCはどうしても値段が高くなってしまいますので、個人的にはデスクトップPCがオススメですが、部屋のスペースの関係でデスクトップPCの設置が難しい人や、PCを持ち歩いて色々な場所でゲームを楽しみたいという人であれば、このゲーミングノートPCがオススメです。
公式サイト:パソコン工房
まとめ
Cities: SkylinesをPCで遊ぶと家庭用ゲーム機では味わえないようなたくさんのMODでCities: Skylinesの真骨頂を味わえます。
Cities: Skylinesにハマってしまう人には至高のひとときが味わえるので、上述したゲーミングPCを参考にして、自分に合ったPCを購入してください!
ちなみに私はハイスペックモデルのゲーミングPCでCities: Skylinesを遊んだことがありますが、グリグリと街を観賞しサクサクと遊べるので、とても快適です。
処理は早くても慣れないうちは渋滞処理や住民のクレーム処理で四苦八苦ですが(笑) そんな四苦八苦も楽しいゲームだと思えます。