遊べる人は1000時間以上遊べるゲームであるFALLOUTシリーズの最新作、FALLOUT 76は、発売からアップデートも重ねて遊びやすくなり、オンライン要素が強化されてフレンドと遊ぶことが楽しくなっているゲームです。
そんなFALLOUT 76を満足に遊ぶことができる推奨スペックを満たしたオススメゲーミングPCを紹介いたします。また、グラボの無いPCでも遊ぶことができるのか?という疑問にもお答えします。
公式サイト:FALLOUT 76
もくじ
FALLOUT 76の必要動作&推奨スペックは?
オススメのゲーミングPCを紹介する前に、公式より発表されている最低動作スペックと推奨動作スペックを紹介いたします。
最低動作スペック
OS: Windows 7/8.1/10 (64-bit versions)
CPU: Intel Core i5-6600k 3.5 GHz または、AMD Ryzen 3 1300X 3.5 GHz以上
メモリ: 8 GB RAM
グラボ: NVIDIA GTX 780 または、AMD Radeon R9 285以上
ストレージ容量: 80GB以上必要
推奨動作スペック
OS: Windows 7/8.1/10 (64-bit versions)
CPU: Intel Core i7-4790 3.6 GHz または、AMD Ryzen 5 1500X 3.5 GHz以上
メモリー: 8 GB RAM
グラボ: NVIDIA GTX 970 または、AMD R9 290X 4GB以上
ストレージ容量: 80GB以上必要
公表されている推奨動作スペックは、2世代以上昔のスペック表記になっておりますので、今現在のCPU性能であれば、CPUはIntel製であれば、Core i5-10400が、AMD製であれば、Ryzen5 3500もあれば十分な性能が得られます。
グラボであれば、NVIDIA製であればGTX1660が、AMD製であればRX 580もあれば十分でしょう。ただし、あくまでも推奨動作スペックを満たすというのは、フルハイビジョン画質(1920×1080)で、中画質程度でフレームレートを30fps以上から60fpsを満たすというもので、最高画質でヌルヌルの動作を満たすというものではないということです。
折角PCでFALLOUT 76を遊ぶのでしたら、60fpsを超えるフレームレートを体感して、PS4やXbox Oneとの違いを感じてもらいたいですね。
FALLOUT 76の快適プレイを叶えるPCスペックは?
それでは、FALLOUT 76をより快適にプレイするために必要なパーツ構成などをパーツごとに紹介いたします。性能の良いパーツだけを選べば良いというわけでも無いので、参考にしてみてください。
グラボは?
グラボは上述の通り、推奨動作スペックを満たすだけであれば、GTX1660やRX580を組み込んだPCで十分ですが、より高いフレームレートを維持するならば、NVIDIA製のグラボであればRTX2070Super以上、AMD製であればRADEON 5700X以上のグラボを組み込む必要があります。
4K(3840×2160)まで考えるならばお金に余裕があるならばRTX2080Tiか今後発売と噂されているRTX3000シリーズの高機能のグラボの発売を待った方が良いでしょう。
CPUは?
CPUについても、上述したCPUで良いのですが、グラボの性能を上げるならばCPUも相応の性能が必要となります。
グラボだけ性能が良くともCPUの処理能力が追い付いていない場合、ボトルネックという現象が起こり折角グラボが仕事をした描画をCPUがスルーしてしまって、無駄になってしまいます。
RTX2070Superを組み込むならばCPUもCore i7 10700やRyzen 7 3700Xを組み込むべきです。RTX2080Tiを組み込むならCore i9 10900やRyzen 9 3900Xを組み込むべきです。
メモリは?
メモリはある一定以上のメモリが無ければ、グラボとCPUの仕事さえ無駄にしてしまいます。FALLOUT 76であればトータル8GB以上は組み込むべきです。
4GB以下になると、フレームレートが落ち込みカクカクな動作や水中の様なスローモーション状態に陥ってしまいます。
また、メモリについては1枚で8GBよりも4GBを2枚にしてデュアルチャンネルという機能を使用した方が、メモリの処理速度が上がり、より高いフレームレートを維持することができます。
トータル16GBのメモリを組み込むならば16GBを1枚よりも8GBを2枚使用した方が処理能力が向上します。最近のCPUとマザーボードであれば、このデュアルチャンネルに対応したものが殆どです。
デュアルチャンネルは同じメモリ容量とクロック数を持った2枚のメモリで最適化されます。異容量にした場合はデュアルチャンネルにならないか、間の性能が取られてしまうので効率的ではありません。
また、4枚のメモリで処理能力が向上するクアッドチャンネルは、CPUとマザーボードの性能がかなり高く無いと対応しておりません。またゲームで遊ぶという用途であればクアッドチャンネルにする必要もありません。
またメモリ単体の性能の目安はクロック数というメモリの規格の後にMHzという単位で書かれた数字になります。DDR4-2666とDDR4-3200でしたら、DDR4-3200の方が処理能力が高いメモリです。
SSDは?
SSDは最新のM.2形式のNVMe接続というものが、読み書き速度が早くなり、ゲームの起動やローディング時間の改善になります。
あまりローディング時間が気にならない人であればSATA接続のSSDでも構いません。ゲームの容量は80GBとありますが、OSのインストールなども考えると500GB以上の容量は必要です。
マザーボードは?
マザーボードは、性能の高いものを選ばないと、後々にキャプチャーなどのPCパーツをPCIeスロットに増設する際に対応していなかったという事が起こりかねません。
Intel製であればZ490やH470やB460といったチップセットを搭載したもの、AMD製であればX570やB550といったチップセットを搭載したマザーボードを使用したゲーミングPCが良いです。
またAMD製のマザーボードはCPUのソケットに互換性があるため、一世代古いX470やB450といったチップセットを使用しているマザーボードでも問題がありません。
電源は?
電源については、最近のゲーミングPCに使用されているものは80PLUS認証がとられているものばかりです。この80PLUS認証の中でも最も効率の良いTITANIUMクラスから順にSTANDARDクラスのものがあります。
BTOショップで売られているゲーミングPCではBRONZEクラスのものは主流です。
推奨動作スペックを満たすゲーミングPCであればBRONZEクラスで十分ですが、性能の高いゲーミングPCを選ぶのであればSILVERクラスかGOLDクラスの電源を使用したゲーミングPCを選んでおくと、電源の効率が良くなり発熱を抑え、各パーツの延命に一役買うことができます。
FALLOUT 76はグラボなし、低スペックPCで操作できる?
FALLOUT 76はグラボなしのPCでは遊ぶことはできません。
グラボ機能を持っているCPUを使っていれば、なんとか遊ぶことも可能ですが、満足のいく状況で遊べる状態ではありません。最新のRyzen APUであるRyzen 4000シリーズでも使用していれば、低画質設定であれば遊ぶことも可能ですが、高画質となると快適とは言い難い環境となります。
ただし、Ryzen 4000シリーズを組み込むようなPCが低スペックか?というと低スペックではありません。5万円以下のゲーミングPCや、中古ゲーミングPCなどでFALLOUT 76を快適に楽しむというのは難しいというか無理に近いです。
FALLOUT 76におすすめのゲーミングPCはこれ!
これから、FALLOUT 76におすすめのゲーミングPCを紹介いたします。
推奨動作スペックだけを満たしたもの、より快適なフレームレートを維持できるものといった用途に合わせたゲーミングPCを紹介いたしますので、ご自分の用途に合わせ参考にしてみてください。
推奨動作スペックを満たしたデスクトップPCならガレリア RM5C-G60S GTX1660Super搭載 Minecraft Dungeons 同梱版
推奨動作スペックを満たしたゲーミングPCとしてミドルクラスの性能を持つガレリア RM5C-G60S GTX1660Super搭載をオススメします。グラボはGTX1660Superを組み込み、CPUもCore i5-10400を使用しております。
メモリもクロック数2,666MHzの8GBを2枚使用したデュアルチャンネルでのトータル16GBになっておりますのでフレームレートを高く維持することができます。メインストレージもNVMe接続の512GB SSDとなっているので容量も十分です。
マザーボードもインテル B460 チップセットのマザーボードなので、標準的な性能を持っています。電源も550WのBRONZEクラスを使用しております。最高画質という環境に拘らなければ格安でFALLOUT 76を楽しむことができるゲーミングPCです。
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高いフレームレートを意識したデスクトップPCならガレリア XA7C-R70S RTX2070Super搭載
フルハイビジョン画質ですが最高画質でフレームレート60fps以上を考えた場合は、このガレリア XA7C-R70S RTX2070Super搭載をオススメします。グラボは勿論RTX2070Superを組み込み、CPUもRTX2070Superの性能を活かすCore i7-10700を使用しております。
メモリとSSDとマザーボードは上述したガレリア RM5C-G60S GTX1660Super搭載と同様の構成になっています。電源はRTX2070Superを意識して650Wに容量アップしております。高画質設定で高いフレームレートを意識するならば、このゲーミングPC購入しておきましょう。
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ノートPCならガレリア GCL2070RGF
デスクトップPCを部屋に置くスペースが無い、外出が多いので外出先でPCゲームを遊びたいという人にオススメするのがゲーミングノートPCです。最近はデザインもスタイリッシュになり重量も軽減されています。
そして、グラボにはGeForce RTX 2070を組み込み、CPUにCore i7-10750Hを使用しております。排熱の関係上デスクトップPCほどの性能は出ませんが、FALLOUT 76を十分に楽しむことができるノートPCです。
ノートPCは交換できるパーツも限られ、延命することが難しいので、なるべく性能の高いものを購入しておくと後悔が少ないです。
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まとめ
FALLOUT 76をしっかりと楽しむのであれば、ミドルスペックまたは、ハイスペック以上のゲーミングPCが必要です。値段は高くなってしまいますが、きっと満足のいくプレイを味わうことができるでしょう。
今回のFALLOUT 76はオンラインゲームなので、スペックの低いPCでは同時プレイしている人にも迷惑をかけてしまうこともあります。オンライン仕様なのでMODの導入などは難しいですが、オフラインで遊ぶと割り切るならMODを入れて様々な楽しみを広げることもできます。
折角PCで遊ぶのでしたら、高画質で高いフレームレートを味わうことができる高性能なゲーミングPCの購入を視野に入れてください。