ゲーミングノートPCの購入を考えているのなら、「必ず知っておく事」と、「これだけは抑えておくべき事」があります。
必ず知っておく事は、ゲーミングノートPCは基本的にCPU等のパーツの交換ができないので、デスクトップの様に後から性能を上げられない事です。
これだけは抑えておくべき事は、CPUやGPU、メモリと言ったパソコンを構成するパーツの知識と、性能の知識です。
ゲーミングノートPCは性能を示すための仕様が公開されていて、そこにはCore iやRyzen、GeForceといった単語が並びます。
Core iやRyzenが何を指すかわからない場合は、PCの基本的な知識を得てからゲーミングノートPCを選択したほうが安全です。
遊びたいゲームによってゲーミングノートPCに必要な性能が違うので、性能の知識がないと選択を間違えてしまい、後悔することもあります。
後悔せずにゲーミングノートPCを選ぶには、少しだけ勉強してパソコンの知識を持つ事です。これだけで本当に必要なゲーミングノートPCを選べます。
もくじ
ゲーミングノートPCとは?デスクトップPCとの違い
ゲーミングPCとは、ゲームを遊ぶために特化した性能を持つパソコンのことで、ノート型がとデスクトップ型があります。
ノート型はゲーミングノートPC、デスクトップ型はゲーミングPCとして販売されていますが、どちらにもメリットとデメリットがあります。
ノート型のメリット、デメリット
ノート型は持ち運びや移動がかんたんで、接続に使うケーブルも少なく、小型なので設置スペースも最低限で良いのがメリットです。
デメリットは性能がデスクトップ型に及ばない事で、拡張性もほぼ無いのでデスクトップ型の様にパーツを交換して性能を上げる事もできません。
また、放熱性能が弱いので熱が内部に溜まりやすく、放熱対策をしないと熱によって操作不能になったり、最悪の場合は故障することもあります。
価格もデスクトップ型に比べると高価なのでコストパフォーマンスも悪く、基本的にはゲーム用としてはあまりおすすめできません。
デスクトップ型のメリット、デメリット
デスクトップ型のメリットは、汎用性に優れ、ゲーミングノートPCに比べて価格が安いことです。
性能が足りない時はパーツの交換で対応でき、知識さえあれば性能と価格のバランスを取った選択ができるので、コストパフォーマンスも良好です。
放熱性能も高いので熱によるトラブルも起きにくく、緊急時にはケースを開けて熱を脱がすという手段も取れます。
デメリットは基本的にサイズが大きいので設置場所を取ることと、接続に使うケーブルが多いので整理が必要なことです。
パソコン本体のほかにモニターやキーボードを置くスペースも必要になります。
基本的にはゲーム用のパソコンはデスクトップを選択したほうが、性能も高く価格も安く済ませることができます。
結論:ゲーミング用のノートPCは限られたときだけ
ゲーミングノートPCはゲーム用のノートパソコンですが、性能や価格面はデスクトップ型と比べると劣るので、あまりおすすめできません。
デスクトップを選べないときや、セカンドマシンとしてならゲーミングノートPCも選択肢になりますが、選び方に注意してよく検討することが必要です。
省スペースに置けるデスクトップPCのおすすめは下記記事をご覧ください。
(関連記事:小型ゲーミングPCおすすめ6選!コンパクトがウリ)
後悔しないゲーミングノートPCの選び方
ゲーミングノートPCの後悔しない選び方は、性能をよく確認することです。性能の低いものを選んでしまうと必ず後悔します。
ゲーミングノートPCにはスペックと言われる仕様があるので、スペックを確認することで性能を判断することが可能です。
ゲームを遊ぶためには最低ラインと言えるスペックがあり、必ず最低ラインのスペックを超えている事がゲーミングノートPCを選ぶ最低条件になります。
スペックを理解するには、必ずCPUやGPU、メモリと言ったパソコンパーツの知識が必要になりますが、難しいことはなく誰にでも覚えられます。
CPU
デスクトップPCやゲーミングノートPCの性能を左右するパーツの1つで、ゲームを動かすためのすべての処理を行います。
CPUの性能が低いとゲームがまともに動かせないので、搭載されているCPUがどういうものかは必ず確認するべきものです。
CPUは2019年時点でintelが販売するCore iシリーズと、AMDが販売するRyzenシリーズがあります。
性能はCore iシリーズが上ですが価格が高く、Ryzenシリーズは性能が2割ほどCore iに劣るものの、コストパフォーマンスに優れます。
CPUには型番があり、型番を見れば世代も性能もわかります。
型番はブランドを示すCoreやRyzenという製品名から始まり、Core iならi3、i5、i7、i9というi+数字が付いています。
Ryzenの場合は数字のみで、Ryzenの後に3、5、7、9の数字が付きます。この数字はシリーズを表していて、大きいほど高性能になります。
その次にプロセッサナンバーと言われる4桁の数字があり、Core i、Ryzen共に4桁の数字の先頭が世代を表し、続く3桁が性能の目安です。
例としてCore i9 9900であれば i9は最高性能を意味し、続く4桁の数字の先頭が9なので第9世代CPUという意味です。
Core iシリーズの世代は現在9が最新で、Ryzenは2が最新です。ただし、Ryzenはノート向けの場合3から始まるCPUが最新世代になります。
ゲーミングノートPCで最低ラインとなるのは、intelのCore i シリーズならi5以上で、第8世代から第9世代を示す8または9から始まる型番です。
AMDのRyzenシリーズは実質的な選択肢が2つしかないので、最低ラインのCPUはRyzen5 3550Hになります。
ただし、快適な動作を求めるのなら、intelならCorei i7 またはCore i9以上で、4桁の数字の戦闘が8または9で始まるCPUが必要です。
Ryzenの場合はRyzen7 3750Hが必要ですが、2019年内に第3世代の新CPUが発売されるので、今後は状況が変わります。
GPU
画面表示を行うもので、デスクトップではグラボと言われているものです。CPUと同じく、ゲーミングノートPCの性能を大きく左右します。
NVIDIAのGeForce、またはAMDのRadeonの2種類があり、基本的にはGeForceを選択したほうが性能た高めです。
CPUと同様に型番があり、数字が大きくなるほど高性能です。
最低ラインはGeForceならGTX1050以上、RadeonならRX580以上を目標にすると、画質にこだわらない限りは問題ありません。
快適な動作と画質を求めるのなら、GeForce GTX1070 以上、RadeonはRX590が目安になりますが、価格もその分高くなります。
予算度外視で性能を求めるのなら、GeFroce RTX2060以上のGPUがおすすめです。
基本的にGPUの交換はできませんが、GPUボックスという外付けが出来るものを使うと、GPUの交換ができます。
メモリ
データを一時的に保管する所で、多ければ多いほどノートPCの動作が軽快になります。
ゲーミングノートPCは基本的に8GBのメモリが標準ですが、できれば16GB以上あったほうがストレスを感じる事なくゲームが楽しめます。
メモリは追加できる容量が残っていればあとから増設して増やせますが、メモリにはDDRという規格があるので増設する時は注意してください。
ストレージ
SSDやHDDと言われる、Windowsやゲームをインストールしておく保存場所です。
多ければ多いほど、沢山のデータを保存できます。
目安はSSDで240GB以上、HDDは1TB以上です。後で交換や増設することもできます。
液晶サイズ、解像度
ゲーミングノートPCの画面表示部分には、サイズと解像度が決まっています。
小さいものは画面サイズが15.6インチ、大きいものでも17.3インチです。
ゲーミングといってもノートPCなので、画面サイズはどうしても小さめになっています。
ただ、別にモニタがあるのならHDMIケーブルなどで接続できるので、大画面で遊ぶことは可能です。
解像度はテレビ放送で始まった4Kや8kと言われるものと同じです。
画面のきれいさに関係し、基本的には1920×1080のフルHDと言われる解像度ですが、高価格帯であれば4K解像度もあります。
ゲーミングノートPCの場合はフルHD規格のものでも十分ですが、予算が潤沢なら4K解像度のものを選ぶと、画質が良くなります。
発熱対策
ゲーミングノートPC は、ゲームと言う負荷の高い処理をすることから発熱量が多く、構造的に排熱に向いていません。
そのため、排熱機能がしっかりしていないと、熱暴走を起こしてゲームが止まったり、最悪の場合はPCが壊れてしまいます。
ノートタイプPCの排熱機能の性能は、ヒートパイプと言われる熱を外に逃がす機構の数と、本体の素材で決まります。
ヒートパイプは数が多いとそれだけ排熱性能が高く、本体の素材がアルミであれば更に排熱性能が上がるので、熱暴走を起こしにくくなります。
ゲーミングノートPCには、少なくとも4本から7本のヒートパイプが付いていることが目安で、多ければ多いほど優秀です。
本体の素材もアルミを使用していることが望ましいのですが、その分価格が高くなります。
性能の高いゲーミングノートPCは発熱量も大きいので、夏の暑い時期には内蔵している排熱機構では間に合わないこともあります。
内蔵している排熱機構で間に合わないときは、ノートPC専用の外付けクーラーを取り付けることも可能です。
重さ
ゲーミングノートPCの重さは、ACアダプター込みで1kgから3kg台であることがほとんどですが、中には4kgを超えるものもあります。
現在は軽量化が進んでいて、1kg台のものも多く見られるようになりました。移動先でのゲームプレイを考えるなら、軽いほうが便利です。
ただ、軽いゲーミングノートPCは軽くするためにヒートパイプなどの排熱機構を少なくしていることがあります。
軽いのはノート型PCの利点ですが、ゲーミングノートPCの場合は軽いことが必ずしも良いとは限らないことに注意してください。
バッテリー駆動時間
ゲーミングノートPCのバッテリー駆動時間は、PCの性能が高くなるほど短くなります。
性能が高くなるとそれだけ消費電力が高くなるので、バッテリーもあまり長く持ちません。
また、プレイしているゲームによっても消費電力が変わるので、バッテリー容量が多いからといって長く駆動するとは限らないことにも注意してください。
ゲーミングノートPCの平均的なバッテリー駆動時間の目安は、ハイスペック帯のもので3時間から5時間程度です。
ミドルスペック帯であれば、8時間程度の駆動時間があるゲーミングノートPCもあります。
プレイするゲームの推奨スペックの確認は必須!
PCゲームは必ずシステム要件というものが設定されています。
システム要件には最低と推奨の2つがあり、ゲームを動かすためのPC性能が指定されていますが、基本的に推奨スペックを満たしていることが必要です。
最低とされているスペックは取りあえず動くというものなので、ゲームを楽しむには性能が足りていません。
プレイしたいゲームがあるときは、購入前に必ず推奨スペックを確認し、使用するゲーミングノートPCの性能が足りているかを確認してください。
【コスパ良し】ゲーミングノートPCおすすめ8選!
ゲーミングノートPCは高額ではありますが、中にはコストパフォーマンスに優れているものもあります。
高いものが性能が良くなりますが、ちょっとくらいの妥協であればゲームを遊ぶには影響は少なく、特に問題も起こりません。
価格と性能を両立した選択も、ゲーミングノートPCを選ぶ方法の1つです。
安くて性能のいいゲーミングPCを求めている人向けに、コストパフォーマンス重視のゲーミングノートPCの中でも、おすすめの8つをご紹介します。
ドスパラ ガレリア
ゲーミングPCのブランドとして知名度が高く、性能も申し分がありません。
ハイスペック帯のゲーミングノートPCの性能はとても高く、あらゆるゲームも十分に楽しむことができます。
ガレリアはエントリーモデルから性能が高いので、ストレスのないゲームを求めるのなら良い選択肢になります。
ガレリア GCF1060NF
ガレリアシリーズのゲーミングノートPCの中でエントリーモデルに属していますが、搭載GPUがGTX1060なので重めのゲームも十分に遊べます。
価格が少し高めですが、画面サイズが17.3と大きいので見やすいのが特徴です。
この価格帯でこの性能であれば、文句なくコストパフォーマンス最強と言えます。
価格:159,800円(税別)
CPU:Core i7 8750H
GPU:nVIDIA GeForce GTX 1060 6GB
メモリ:8GB
SSD:250GB
HDD:1TB
液晶サイズ:17.3inch
液晶解像度:1920×1080
重量:2.9kg
バッテリー駆動時間:不明
G-Tune NEXTGEAR-NOTE
マウスコンピューターオリジナルのゲーミングノートPCです。
バッテリー駆動時間が長いのが特徴で、使用状況に合わせて3Dグラフィックスの性能を抑制して、バッテリーを長持ちさせています。
グラフィック機能はどのシリーズもGeForce GTX 1050を搭載し、ほとんどのゲームをストレスなく遊べる性能があります。
価格もゲーミングノートPCの中ではコストパフォーマンスに優れ、入門機としても最適です。
NEXTGEAR-NOTE i5330BA1
CPU にCore i7 8750H、GPUはGeForceGTX1050を搭載したモデルです。
画質にこだわらない限り、快適なゲームを楽しむことができます。
バッテリー駆動時間が長いことが特徴で、最大8時間のバッテリー駆動が可能です。
ゲーミングノートPCとしてはエントリーモデルですが、必要な機能と性能はすべて揃っているので、初めてのゲーミングノートPCとしても良い選択肢になります。
価格:129,800円
CPU:Core i7 8750H
GPU:nVIDIA GeForce GTX 1050
メモリ:8GB
SSD:無し
HDD:500GB
液晶サイズ:15.6inch
液晶解像度:1920×1080 ノングレア
重量:約2.4kg
バッテリー駆動時間:最大8時間
パソコン工房 LEVEL∞
プロゲーマーチームとのコラボPCを主力にしているのが特徴です。基本的に性能が高めなものが多めですが、低価格モデルもあります。
エントリーモデルの価格が安く、10万円以下のゲーミングノートPCでもほとんどのゲームをプレイすることが可能です。
ゲーミングノートPCをできるだけ安く購入したい人には、良い選択肢になります。
LEVEL∞ LEVEL-15FX090-i5-LXSX
LEVEL∞ブランドのゲーミングノートPCの中でも価格が安く、10万円を切る価格ですがミドルレンジの性能を持っています。
重いゲームを動かす時はゲーム設定を工夫する必要がありますが、初めてのノートPCとしても十分な性能です。
画面サイズが15インチと大きめで、SSDもNVMe M.2 規格のものを搭載しています。
OSが付いていないので、OSを別途用意する必要があることに注意してください。
価格:104,800円(税別)
CPU:Core i5 8400
GPU:nVIDIA GeForce GTX 1050Ti 4GB
メモリ:8GB
SSD:500GB NVMe M.2
HDD: 無し
液晶サイズ:15.6inch
液晶解像度:1920×1080
重量:2.36kg
バッテリー駆動時間:約4.4時間
公式サイト:パソコン工房※完売
RAZER
ゲーミングデバイスでは有名なメーカーで、高価格帯のゲーミングノートPCが主力です。
すべてのモデルは性能を重視していますが、低価格モデルはゲームには向かないので、ゲーム用として使う場合は20万円以上からが選択肢になります。
高性能であることはもちろん、デザインも黒を基調としたRAZERらしいシンプルなものになっています。
ゲーム性能も高く、ほとんどのゲームを難なく動かせます。
RAZER BLADE 15 Base Model RZ09-0275J75-R3J1
RAZER製のゲーミングノートPCの中では一番安いベーシックモデルですが、性能が高いのが特徴です。
CPUが第8世代のハイエンドクラスで、GPUもGeForce GTX 1060が搭載されているのでストレスの無いゲームプレイが可能です。
価格が高めですが、現在の最新ゲームであればスペック不足になることはありません。
価格:214,800円(税別)
CPU:Core i7 8750H
GPU:nVIDIA GeForce GTX 1060
メモリ:16GB
SSD:256GB
HDD:2TB
液晶サイズ:15.6inch
液晶解像度:1920×1080
重量:2.03kg
バッテリー駆動時間:不明
公式サイト:RAZER
MSI
低価格から高価格帯まで、品揃えが多く重量が軽いのが特徴です。
低価格帯はゲームを動かすために十分な性能を持ち、高価格帯はデスクトップPCに近い性能を持っています。
エントリーモデルでもゲームが楽しめるので、ゲーミングノートPCを初めて購入する人にも安心して使えます。
MSIゲーミングノート GF63 9SC-282JP
MSIのゲーミングノートPCの中でもエントリーモデルと言われるタイプです。
本体重量は2kg以下と軽量で、持ち運びもしやすく利便性が高いのが特徴で、コストパフォーマンスにも優れています。
使いやすさにも優れ。ゲーム用以外の用途でも活躍してくれる、安くても性能が高く、使いやすいゲーミングノートPCです。
価格:150,974円(税別)
CPU:Core i7 9750H
GPU:nVIDIA GeForce GTX 1650 4GB
メモリ:16GB
SSD:256GB
HDD:1TB
液晶サイズ:15.6inch
液晶解像度:1920×1080
重量:1.8kg
バッテリー駆動時間:不明
公式サイト:MSI
DELL
主にオフィスや家庭向けのPCを販売しているメーカーです。
ゲーミングノートPC の人気は高めで、モデルごとに人気ゲームの平均FPSが公開されています。
カスタマイズもできるので、予算に合わせて選択することも可能です。
本体価格は高めですが、ベーシックモデルとハイパフォーマンスモデルとの価格差が小さいので、予算次第ではハイパフォーマンスモデルがおすすめです。
ALIENWARE m15
DELLのゲーミングノートPCの中でも最もスタンダードなモデルですが、価格が高めである分、性能もしっかりしています。
ノートPCでもデスクトップ並のゲーム動作を求めるのなら、選択肢の1つになり得るほどの性能があります。
ALIENWAREは昔からあるので、ゲーマーの中には好んで選択する人もいます。
価格:187,880円(税別)
CPU:Core i9 8950H
GPU:nVIDIA GeForce RTX 2080
メモリ:8GB
SSD:無し
HDD:1TB
液晶サイズ:15.6inch
液晶解像度:1920×1080
重量:2.16kg
バッテリー駆動時間:最大17時間
公式サイト:DELL
ASUS
PCパーツやガジェットなどで知名度のある台湾のメーカーで、2019年になりすべてのゲーミングノートPCを刷新しています。
高性能ゲーミングノートPCを求めるなら候補に上がることも多いメーカーで、ノートでありながらデスクトップとほぼ同性能を持つタイプもあります。
ROG STRIX GL503GE SCAR Edition
モニタのリフレッシュレートが120hzある、2018年末に発売された競技性の強いゲームに向いているゲーミングノートPCです。
GPU性能はスタンダードなものですが、CPU性能が高くほとんどのゲームを楽しむことができます。
価格:164,800円(税別)
CPU:Core i7 8750H
GPU:nVIDIA GeForce 1050Ti
メモリ:8GB
SSD:256GB
HDD:1TB
液晶サイズ:15.6inch
液晶解像度:1920×1080 120hz
重量:2.6kg
バッテリー駆動時間:約4.5時間
公式サイト:ASUS
HP
オフィス向けではおなじみのメーカーで、デスクトップやノートPCを販売しています。
ゲーミングノートPCも販売していて、価格が安いため入門機としても最適です。
IPS液晶を搭載し、きれいな画面でゲームを楽しむことができます。
価格の安いゲーミングノートPCを求めるのなら、おすすめのメーカーです。
PAVILION GAMING 15-cx0000
ゲーミングノートPCとしては低価格なのが特徴ですが、性能はしっかりとしているのでほとんどのゲームを楽しめます。
上位グレードもありますが、コストパフォーマンスを重視するならこのモデルが一番です。
入門機としても、メインPCとしても活躍してくれます。
価格:91,000円(税抜)
CPU:Core i5 8300H
GPU:nVIDIA GeForce 1050
メモリ:8GB
SSD:なし
HDD:1TB
液晶サイズ:15.6inch
液晶解像度:1920×1080
重量:不明
バッテリー駆動時間:不明
公式サイト:HP
ゲーミングノートPCはおすすめしない?買わないが正解?
ゲームで遊ぶ事を目的にゲーミングノートPCを選ぶのは、あまりおすすめできません。
ゲーミングノートPCとは言っても、その中身は性能が一般的なノートPCよりも高いだけであり、ノートPCのデメリットはそのまま残ってるためです。
ノートPCには、拡張性がない、耐久性に問題がある、同じ価格ならデスクトップのほうが性能が高いという3つのデメリットがあります。
これらのデメリットは、パソコンの扱いに慣れていないと対応ができません。
また、性能的な理由でゲーム自体の勝敗にも影響することがあるので、ゲーミングノートPCを選ぶのはおすすめできない選択です。
デスクトップPCに負ける…(=ゲームに負ける)
ノートPCで一番問題になるのが、性能です。
デスクトップ型に比べると性能が低く、競技性の高いゲームではPC性能も優劣の差になるので、ノートPCではゲームに勝てないことがあります。
ハイエンドモデルのゲーミングノートPCならデスクトップPCに迫る性能を持ちますが、価格の目安が40万円以上と高額です。
勝てるゲーミングPC(デスクトップ)のおすすめは下記記事をご覧ください。
(関連記事:コスパ最強のゲーミングPCおすすめ7選!)
割高になりやすい(コスパが悪い)
極端な例ですが、10万円のゲーミングノートPCと、10万円のデスクトップPCでは、デスクトップPCの方がはるかに性能が高くなります。
コストパフォーマンスの面でも性能名でも、ゲーミングノートPCはデスクトップに比べると劣ってしまいます。
寿命が短い(パーツの消耗が激しい)
ノートPCはその形状から元々排熱に難があり、特にゲームは高い負荷をPCにかけてしまい、排熱が間に合わずに本体内部に熱がこもることがあります。
ゲーミングノートPCは一般的なノートPCよりも排熱対策が施されていますが、それでも熱の問題はつきまといます。
使用中に生じた熱はじわじわとパーツ蝕んでいき、その結果デスクトップ型に比べて寿命も短くなります。
ゲーミングノートPCの中古は最悪…
ゲーミングノートPCは消耗が激しいので、パーツの消耗が進んでいて壊れやすくなっている場合があります。
中古は保証期間も長くて一ヶ月なので、壊れてしまった場合は自力で対処しなければなりません。
パソコンの知識と自力修理ができる技術があるのなら、中古も悪くない選択になりますが、知識や技術がなければ手を出すべきではありません。
性能が格段に低い
中古の場合は基本的に型落ちと言われる、前世代のものがほとんどです。
古いゲームを遊ぶには問題ありませんが、最新のゲームを遊ぼうと思うと性能が足りずに遊べない事もあります。
動画視聴などで使うのなら良いのですが、ゲーム目的で使おうと思うのなら性能不足でまともに動かない事が多いので避けるべきです。
すぐに寿命がくる
中古品は長く使い込まれているものが多く、ゲーミングノートPCの場合は消耗も激しいので、購入しても長持ちしない事があります。
状態が良ければ長く使える事もありますが、状態の良いものは中古でも価格が高いので、新品を買ったほうがコストパフォーマンスに優れ、性能も上です。
迷ったらここ!目的別ゲーミングノートPC
ゲーミングノートPCが欲しいけれど、どれを選べばいいのかわからない…
そんな時は、価格で選ぶ、人気ゲームが動くかどうかで選ぶ、ノートの特性を活かせる物を選ぶといった、目的で選ぶのがおすすめです。
初心者必見!とにかく安い重視!
安さでゲーミングノートPCを選ぶのなら、DellのG3 15プレミアムがおすすめです。
G3シリーズのスタンダードモデルをアップグレードしたもので、価格は約95,000円ですが、画質にこだわらなければ問題なくゲームが遊べます。
ストレージがSSDなので、読み込みも高速で快適なゲームが楽しめます。
CPUは第8世代corei i5を搭載し、GPUはGTX1050の4GBタイプです。3Dゲームも問題なく動くので、初心者におすすめです。
公式サイト:DELL
PUBGに対応可能!
PUBGを快適に遊びたいのなら、ドスパラのガレリア GCR1660TGFがおすすめです。
PUBGは重めのゲームですが、GCR1660TGFは第9世代Core i7とGrForce1660Tiを搭載しているのでなめらかに動きます。
価格は約18万円と高めですが、PUBG以外の人気ゲームも十分楽しめる性能を持っています。
持ち運びに便利な軽い2kg以下
重さでゲーミングノートPCを選ぶなら、ASUS製のFX570UDがおすすめです。
第8世代Core i7とGeForce GTX 1050を搭載し、十分なゲーミング性能を持ちながら重さは約1.9kgと軽量です。
薄型でデザインもよく、15.6インチの画面で4K対応と、ゲーム以外の用途でも活躍してくれます。
価格は約12万円で、このスペックのゲーミングノートPCとしては低価格です。
公式サイト:ASUS
まとめ
ゲーミングノートPCはゲームプレイを目的としたノートPCですが、価格が高くデスクトップ型に比べると性能も落ちます。
拡張性もないのでパーツ交換で性能を上げることもで出来ず、耐久性にも問題があり、長時間のゲームプレイにも向いていません。
ゲームを楽しむ目的で最初に購入するパソコンとしては決しておすすめできません。
ゲーミングノートPCは、サブ機として使う目的や、設置スペースの問題がある時など、何らかの理由がある場合に選択するべきものです。
基本的にパソコンの知識がある人が購入するものなので、パソコンの知識がない人や、とりあえずゲームがしたいからという人は購入を避けてください。
ゲーミングノートPCがどうしても欲しいときは、基本的なパソコンの知識を覚えてから購入することをおすすめします。
基本的なパソコンの知識は難しいことではなく、覚えるのはかんたんです。
パソコンの基本知識さえあれば、ゲーミングノートPCはデスクトップにはない性能を発揮してくれます。