今のPCゲームを存分に楽しみ、常勝を目指すのならゲーミングPCと言われるゲーム用途に特化したPCが必須です。
ゲーミングPCはデスクトップ型とノート型がありますが、デスクトップ型の方が安価で性能がよいです。
コスパ最強といえるPCも多くあるので、PC初心者から熟練者、ゲームに勝ちたい人におすすめです。
ゲーミングPCは、ゲームに勝つための環境を作り、快適なゲームプレイが出来るようになるゲーマには必須とも言えるPCです。
もくじ
ゲーミングPCとは?普通のPCとの違いは何?
ゲーミングPCとは、パソコンをゲームに特化した性能にしたものです。
主にパソコンショップがオーダーメイドPCであるBTOパソコンとして販売しています。
グラボの有無
普通のPCとゲーミングPCの大きな違いは、グラフィックボードと言われる画面表示専用のパーツの有無です。
家庭でゲーム以外の用途に使われるPCは、ゲームの画面を表示させるために必要な処理を高速で行えるグラフィックボードというパーツがついていません。
ゲーミングPCの入手方法は?
ゲーミングPCを入手するには、自分でパーツを購入して組み立てる方法と、ゲーミングモデルのBTOパソコンを購入する方法の2種類があります。
有名メーカーの中にはゲーミングパソコンを販売している所もありますが、とても高価な上に拡張性に難があるのであまりおすすめできません。
ゲーミングPCが欲しいなら、自分で作るか、パソコンショップで販売されているBTOパソコンのゲーミングモデルを購入するかの2択です。
【勝つ】ゲーミングPCの選び方
勝つためにゲーミングPCを選ぶもっともかんたんな方法は、一番高いものを選ぶことです。
もし潤沢な予算があるのなら、迷わずハイエンドゲーミングPCを購入することをおすすめします。
とはいえ、大きな予算を用意できる人は限られているので、多くのゲーマーは予算内で最高の性能を持つゲーミングPCを選択します。
勝つために必要なゲーミングPCの性能をはじめ、各パーツごとに選び方を紹介していきます。
理想はFPS144、現実的にはFPS75を目標に
勝つために必要なゲーミングPCの性能は
- グラボ
- CPU
- メモリー
の3つに左右されます。
さらにこれら3つのパーツの性能を最大限に引き出すために、マザーボードや冷却装置など他のパーツの能力も重要になります。
FPS144を安定的に出せる状態が理想ですが、予算の関係上難しい場合はFPS75を目標にパーツを組みましょう。
グラボ
グラボはグラフィックボード(GPU)と呼ばれ、CPUと同じくゲーミングPCにおいて重要な役割を持っています。
CPUから送られてきたデータを映像にして、ゲームの世界を作り出します。
ゲーミングPCに使われているグラボは4万円台から12万円程度のものが多いです。
選択肢はRyzenを供給しているAMD製のRadeonと、GEFORCEシリーズでおなじみのnVIDIAの2社のみです。
ミドルレンジ以上のグラボであれば、性能は十分なものが得られます。性能的にはGEFORCEの方が上でなので、GEFORCEを選択しておけば困ることはありません。
GEFORCEから選ぶ場合は、GEFORCE GTX 1660TiやGEFORCE GTX 1070がおすすめ。ハイエンドならGEFORCE RTX 2080TiやGEFORCE RTX 2018Tiなどです。
RADEONの場合は、RADEON RX 580 またはRADEON RX 590の2択です。ただし先述しましたが、GEFORCEシリーズに比べると性能は落ちます。
CPU
CPUはパソコンの心臓部とも言える半導体で、複雑な計算を高速で行います。
ゲーミングPCに使用されるのはAMD社が販売するRyzen、intel社の販売するcore iの2種類です。
現在主流となっているのはマルチコアと言われるCPUで、複数の「コア」と言われるCPUを1つにまとめたものです。
一般的にはintelのCPUはRyzenよりも20%から30%ほど性能が上で、あらゆるゲームに最適な選択肢であり、ゲーム以外の用途もこなせる万能型です。
グラフィック機能が内蔵されているので、処理が重くないゲームであればグラフィックカードがなくても遊べます。
そのかわり価格が高いというデメリットがあり、価格は2万円台から22万円前後と高いのですが、5万円から6万円台のCPUであればまず困る事がない安定感があります。
intelの現行CPUである第9世代のcore iシリーズが選択肢になります。i9 9900シリーズ、core i7 9700シリーズが最適で、価格は4万円台から6万円台です。
予算に余裕があるのなら、数字の後に「K」がついているものを選んでください。
費用を抑えたいのなら、ゲーム配信などをしないという条件付きですが価格が2万円台のcore i5 9600Kも選択肢になります。フレームレートを75Mhzにするのなら、core i3でも問題ありません。
一方AMD製のRyzenはintelのCPUよりも性能が劣るというデメリットがありますが、それでもゲーム用途には十分すぎるほどの性能を持ちます。
価格は1万円から18万円とintelのCPUに比べるとはるかに安いため、コストパーマンスに優れるので、安価で性能の良いゲーミングPCを求める人に人気があります。
AMDの現行CPUである第2世代Ryzenは選択肢がRyzen7 2700X以外にありません。
上位CPUにRyzen Threadripperがありますが、価格が高くコストパフォーマンスと性能面に問題があるのでおすすめできません。
メモリ
メモリーとは物理メモリーのことで、PCで処理するデータを一時的に保管する場所です。
複数の規格がありますが、現在はPC4-21300と言われる規格が主流です。
ゲームは多くのメモリーを消費するので、できるだけ容量の大きさを確保する必要があります。
最低でも16GBは必須で、できれば32GBまで増やしておくとゲーミングPCとしての性能が高くなり、勝てるゲーミングPCにより近づきます。
メモリーはメーカーや容量によって価格が違いますが、おすすめは16GBの2枚組メモリーです。価格は約17,000円程度です。
CPUクーラー
CPUは使っていると発熱するので、CPUクーラーで冷やす必要があります。
冷やす方法は主に空冷と水冷の2種類で、空冷はヒートシンクにファンを取り付けて、風で温度を下げる方法です。
水冷は車のラジエーターの・ようなもので、冷却液を循環させてCPUの温度を下げます。
基本的には空冷で良いのですが、CPUの中には水冷が必須とされているものもあります。
現在のCPUは発熱量が多いので、できるだけ強力な冷却性能があるCPUクーラーを付けたほうが、熱による暴走や損傷を防げます。
特にゲームはCPUを使うため、発熱もその分高くなるので大型のCPUクーラーや水冷を使うことが当たり前になりつつあります。
特にintelのcore i9は空冷では十分にCPUの熱をコントロールできないため、基本的には水冷を選択します。
ただ、水冷は液漏れの危険や、脱着時の破損のリスクがあるので、取扱いには注意が必要です。価格は空冷で2,000円台から数万円、水冷で7,000円前後から5万円以上です。
電源
ゲーミングPCに必要な電源容量は選択したパーツによって変わりますが、目安として750W以上であればほぼ問題が起きることはありません。
ただし、価格の安い電源は耐久性やグラボへの電力供給が少ないものがあるので、ある程度の品質をもったものを購入したほうが安全です。価格は700Wの電源で4,000円から1万円前後です。
ストレージ
ストレージはハードディスク(HDD)やSSDといった記憶媒体のことで、ゲームなどのデータを保管する場所です。
ゲーミングPCに限らず、すべてのPCに必要なパーツであり、できるだけ保存できる容量が多く、読み書きの速度が早いものを選択すると、ゲームのロードが早くなります。
ゲーミングPCには2TB以上のハードディスクを1台取り付け、240GB以上のSSDを1台、512GBのSSDを1台以上取り付けるのが理想です。
価格の目安はハードディスクで6,000円前後、SSDは240GBのもので3,000円前後、512GBのもので6,000円前後です。
最後は財布と相談…
勝つためのゲーミングPCは、PCとしては価格が高めになります。
安いPCは3万円台程度から新品が購入できますが、ゲームはPCに負荷をかけるので性能に余裕を持ったものが必要なので、どうしても高い値段になってしまいす。
出来る限りお金をかけたほうが性能は良くなりますが、妥協をして予算内でおさめることも必要です。
BTOなどのPCは後からパーツを交換して性能を上げることができるので、無理な出費をせず、その時のお財布事情と相談しながら、最適なものを選んでください。
大まかな目安になりますが、対人ゲームなどで勝つためのゲーミングPCの価格は、15万円から20万円程度で購入できます。
【コスパ最強】ゲーミングPCおすすめ7選!
ゲーミングPCは、BTOと言われるショップメイドの自作パソコンを購入したほうが手軽です。
コストパフォーマンスにも優れていて性能も十分なものが沢山ありますが、その中でも特におすすめなのが以下の7つのゲーミングPCです。
ドスパラ ガレリア
BTOゲーミングPCのなかでも選択肢が広く、性能重視、コストパフォーマンス重視のどちらでも選べるのが特徴です。
ヘビーゲーマー向けとライトゲーマ向けの2種類があります。ヘビーゲーマー向けのほうが編んてしたゲームが楽しめますが、ライトユーザー向けでも搭載グラボがGEFORCE GTX1660であれば困ることはありません。
ガレリア XF
core i7とGEFORCE RTX2070を搭載したハイエンド帯のゲーミングPCです。
コストパフォーマンスに優れ、性能も申し分がないので勝つためのゲーミングPCとして期待に答えてくれます。初めてのゲーミングPCとしても最適です。
価格: 179,980円(税別)
CPU:Core i7 9700K
GPU:GeForce RTX2070
メモリ:16GB
SSD:512GB NVMe
HDD:2TB
電源:650W 静音電源(80PLUS BRONZE )
マザーボード:インテル B365 チップセット ATXマザーボード
サイコム G-Master
オーバークロックが標準化されているのが特徴の、コアゲーマー向けゲーミングPCです。
構成的にパソコンに慣れている人向けですが、性能を重視するのならパソコン初心者でも選択肢になります。
マザーボードは耐久力に優れ、尖った性能を持つことから一部では変態マザーボードメーカーと言われるAsRock製なので、少々の負荷ではトラブルが起きることもありません。
G-Master Hydro Z390Ⅱ
CPUとGPUの冷却をすべてメンテナンスが必要ない水冷にした高耐久モデルです。
20万円台のゲーミングPCとしてはコストパフォーマンスが良く、どんなゲームもストレスなくプレイすることができます。性能を重視するゲーマーにおすすめです。
価格:242,020円(税込)
CPU:Core i5/i7/i9
GPU:GeForce RTX2070
メモリ:8GB
SSD:512GB M.2 PCIe
HDD:無し 追加可
電源:SST-ST75F-GS V2 750W
マザーボード:AsRock Z390 Extreme4
マウスコンピューター G-Tune NEXTGEAR
価格.comでも評価が高く、基本的にゲームがバンドルされているのでお得感があるゲーミングPCです。
デザインにも優れ、いかにもゲーミングPCという独特な重厚さを持ちます。静音性が高く、重い処理でPCに負荷をかけても音が静かです。
NEXTGEAR i690SA1-SP
性能はミドルレンジとハイエンドの中間くらいのゲーミングPCです。先着ですが、人気対戦FPSのレインボーシックスシージが付いています。
安定した性能を持ち、CPU性能が高いのでゲームを遊びながら配信をすることも可能です。
価格:219,800円(税別)
CPU:Core i9 9700K
GPU:GeForce RTX2060
メモリ:16GB
SSD:256GB NVMe
HDD:1TB
電源:700W 80PLUS BRONSE
マザーボード:Z390
フロンティア LEGEND GB
4K表示も可能なゲーミングPCです。美しいグラフィックを求めるゲーマーに向いています。
このシリーズはすべてのパーツを選択できるので、自由度が高く予算に合わせて最良の選択ができるのが特徴です。
性能を求める人にも、コストパフォーマンスを求める人にもおすすめできます。
LEGEND GB 基本モデル
最も基本的な構成のゲーミングPCですが、このままでは性能が少し低いのでパーツ構成を変更する必要がありますが、このままでもゲーム内の設定でグラフィック品質を少し落とせば問題ありません。
予算の問題で後から性能をあげることを予定している人に向いています。
価格:109,800円(税別)
CPU:Core i5 9600K
GPU:GeForce RTX2060
メモリ:16GB
SSD:240GB NVMe
HDD:無し 追加可
電源:850W 80PLUS BRONSE
マザーボード:Z390
ツクモ G-GEAR
低価格なものはとにかく安く、高価格なものは本当に高いゲーミングPCです。
性能を求める、コストパフォーマンスを求める、予算を抑えるといった目的別で選択できます。低価格モデルが多いので、はじめてのゲーミングPCとして最適です。
G-GEAR neo GX5J-A181/ZT
G-GEARシリーズのなかでも低価格であり、基礎的な構成のゲーミングPCです。
性能はミドルレンジクラスの中でも低いほうで、要求スペックの高いゲームにはあまり向いていませんが、ゲーム設定でグラフィック品質を調整すると快適なゲームが楽しめます。コストパフォーマンスを求める人向けです。
価格:139,800円(税別)
CPU:Core i または Ryzen
GPU:GeForce RTX1060 3G
メモリ:8GB
SSD:240GB SATA 6Gb
HDD:1TB
電源:850W 80PLUS BRONSE
マザーボード:ASUS TUF Z390-PLUS GAMING Z390
パソコン工房 LEVEL∞
パソコ工房の看板ゲーミングPCです。全部で7つのクラスがあり、低価格モデルからハイエンドモデルまで揃っています。
ゲーミングPCが初めての人から、性能重視のコアユーザーまであらゆるゲーマーにおすすめできます。
LEVEL∞ LEVEL-R039-i5F-RXX-TNJ
LEVEL∞シリーズの基本構成ゲーミングPCです。価格と性能のバランスが良く、10万円台で安定したゲーム体験を求めるのなら良い選択肢になります。
特徴はとくにありませんが、使用電力が小さくランニングコストが安いのでライトゲーマーにおすすめです。
価格:154,980円(税別)
CPU:Core i5 9400F
GPU:GeForce GTX1660Ti
メモリ:16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:無し 追加可
電源:500W 80PLUS BRONSE
マザーボード:ASUS PRIME Z390-A
ストーム PGシリーズ
マザーボードメーカーMSIとのコラボPCで、ゲーム用に特化されています。
すべてのパーツをMSI製品にしているのが特徴で、SSDが2つ搭載されているので高速起動が可能です。ゲームも読み込み時間がほとんどないので。ストレスを感じることもありません。
PGシリーズ PG-DD
PGシリーズのなかでも基本的な構成のPCですが、性能はハイエンドよりのミドルレンジなのでほとんどのゲームをストレスなく楽しめます。
SSDが2つ搭載されている他、電源容量が1200Wと大容量なので、後からパーツを追加しても電源不足の心配がありません。
価格:174,800円(税別)
CPU:Core i7 8700
GPU:GeForce RTX2060Ti
メモリ:16GB
SSD:250B NVMe 500GB SATA 6Gb
HDD:無し 追加可
電源:1200W 80PLUS GOLD
マザーボード:Z390
迷ったらこれ!目的別おすすめゲーミングPC
ゲーミングPCは性能を重視するか、価格を重視するか、バランスを重視するかによって、最適な構成が変わります。
なにを重視するかは人それぞれですが、わかりやすいのは1秒間の画面表示回数を意味するフレームレートを基準にすることです。
目安となるのは1秒間で144フレームですが、妥協する場合は1秒間で120フレーム、または75フレームを目標にします。
また、価格や数字的な性能を目安にする方法もわかりやすいのでおすすめです。
安い!が最優先な人向け
安さを優先するのなら、ドスパラのGALLERIA DS SSDモデルが適しています。
最低限の性能ですが、ゲームの設定を変えるとおおむね良好に遊ぶことができます。
あまり重いゲームには向いていませんが、遊べれば良いのならこのモデルでも十分です。
価格:85,980円(税別)
CPU:Core i5-9400F
GPU:GeForce GTX1050
メモリ:8GB
SSD:240GB
HDD:無し 追加可
電源:500W 80PLUS BRONZE
マザーボード:H310
対応可能ゲーム:Tom Clancy`s Rainbow Six Siege /APEX LEGEND/DeadByDaylight
金は出す!ハイスペックを求める人向け
性能を最優先するのなら、マウスコンピューターのMASTERPIECE i1640PA2-SP2-DLがおすすめです。
ゲーミングPCとしては最高性能と言えるもので、現在販売されているどんなゲームでも軽快な動作ができます。
価格:379,800円(税別)
CPU:Core i9 9900K
GPU:GeForce RTX 2080Ti
メモリ:32GB
SSD:512GB Samsung PM981
HDD:3TB
電源:800W 80PLUS PLATINUM
マザーボード:Z390
全部初の初心者向けはこれ
初めてのゲーミングPCなら、低価格でもミドルレンジの性能を持つGALLERIA RJ5がおすすめです。
10万円以下で購入できるゲーミングPCとしては性能が高いので、ほとんどのゲームを遊ぶことができます。
価格:92,980円(税別)
CPU:Ryzen5 2600
GPU:GeForce GTX 1660 6GB
メモリ:8GB
SSD:240GB
HDD:1TB
電源:500W 80PLUS BRONZE
マザーボード:B350
対応可能ゲーム:PHANTASY STAR ONLINE2 /APEX LEGEND/Monster Hunter: World
中古のゲーミングPCはありえない!
ゲーミングPCは中古も販売されていますが、性能を理解できる程度の知識がない限りは手を出すべきではありません。
中古が必ずしも悪いということではなく、性能が見極められないとハズレを購入してしまうことがあるからです。
また、基本的には中古のゲーミングPCは型落ちなので、性能は現行の最新機種に比べると落ちてしまいます。
勝つためにゲーミングPCが欲しいのなら、中古はおすすめできません。
古いパーツの寄せ集めだけに性能は低い
パソコンを構成するパーツには世代というものがあり、数年毎に世代が変わって性能も向上します。
中古のゲーミングPCは多くの場合で性能が不足したので買い替えを行った人が売却したものなので、使用されているパーツも古いものです。
世代が近ければまだいいのですが、そうでない場合は性能が低く勝つためのゲーミングPCとしては使えません。
サポート、保証が手薄
中古PCの保証期間は長くても3ヶ月程度です。保証が切れてしまえばすべて自己責任になるので、トラブルが起きた場合に保証頼みになります。
保証がある間は良いのですが、保証が切れてしまうとトラブルは自己解決することになるので、パソコンの知識がない人が購入するのは危険です。
ゲーミングPCの自作は避けたほうがいい理由…
ゲーミングPCは自作をするとBTOに比べて2割から3割ほど安く購入できます。
しかし、自作はある程度の知識と、トラブル発生時の対応力が必要です。
パソコンの熟練者であればゲーミングPCを自作するのは当たり前ですが、初心者が安さに釣られていきなり自作をすると、トラブルが起きた場合の対処ができないのでおすすめできません。
基本サポート、保証はない
自作でゲーミングPCを作る場合、パーツをそれぞれ購入して組み立てます。
保証はパーツごとに購入店やメーカーが付けていますが、もしトラブルが起きた場合は原因をある程度特定しないと、保証を利用しようとしても断られることがあります。
BTOならパソコン全体の保証なのでどこが壊れても保証が受けられますが、自作の場合はパーツごとの保証なので、熟練者でもない限りはやめておいたほうが賢明です。
組み立てる時間が無駄
自作の場合はPCパーツを組み立てていくことになります。
慣れているのなら10分程度で終わりますが、初めての場合は丸一日かかることもあります。
時間がかかればそれだけミスも起きやすくなり、時に取り返しの付かないような破損を招くこともあります。
当然ですが、組立時のミスによる破損は保証対象にならないので、壊したパーツは買い直すしかなく、組み立てにかかる時間も無駄になります。
勝つために周辺機器に力を入れることを忘れるな!
ゲームで勝利をおさめるにはパソコンの性能も大事ですが、パソコンの性能を活かし操作がしやすい周辺機器も必要で、あまり妥協ができない部分でもあります。
マウスやキーボードはもちろん、モニターやヘッドセットなど、自分に合ったものを揃えて、初めてゲームで勝てるゲーミングPCが完成します。
マウス
ゲーム内で主にAIMと言われる敵を狙う操作やキャラクター操作に使用するほか、パソコンの操作にも使用する最重要デバイスです。
マウスは妥協をするとゲームの勝率に関わります。おすすめはロジクール製のG302で、ゲーミングマウスとしては価格が安く、扱いも簡単で性能も申し分がありません。
予算に余裕があるのなら、同じロジクールのハイエンドマウスG502もおすすめです。
(関連記事:ゲーミングマウスおすすめランキング!普段使い・FPS・MMO系別にチョイス!)
キーボード
主に移動や装備変更などのUI関係の操作に使用します。
キーボードは打感と操作に影響する更新速度、耐久性が重要で、ゲームによってはマクロ機能があれば便利です。
オススメは低価格でも耐久性や操作性に優れ、2,000円前後で購入できるBUFFALO製のBSKBUG500BK、またはミドルクラスでマクロも使える5,000円台キーボードの名品であるロジクール製のG105です。
ディスプレイ
画面を表示し、ゲーム内の世界を鮮明に映し出すために必要なものです。
リフレッシュレートと解像度、幼児領域の大きさよって価格がかわります。
ゲーム用途の場合はリフレッシュレートが75から144、大きさや解像度はできるだけ大きいもののほうがゲームには適しています。
おすすめはいま流行りの湾曲モニタMSI Optix AG32Cです、大画面で軽いカーブを帯びた画面とリフレッシュレート165という性能は、まさにゲームで勝つためのものです。
価格は約35,000円ですが、値下がり傾向にあるので探せばもっと安い価格のものが見つかります。
(関連記事:【PS4・switch使える】ゲーミングモニターおすすめランキング!144Hz以上厳選!)
チェア
ゲーム中に姿勢を保つ、ゲーム専用の椅子です。
必ずしも必要ではありませんが、あれば長時間のゲームでも疲れにくく、ゆったりとした座り心地でゲームを楽しめます。
おすすめはGTRACING GT-2で、18,000円程度と安価で使用者の評価が高いコストパフォーマンスと性能のバランスがよいのが特徴です。
(関連記事:【1万円以下の安い】ゲーミングチェアおすすめランキング!コスパ最強)
デスク
ゲーマー向けに作られた専用のデスクで、ケーブル類の整理ができ、広くて操作がしやすく、アームを取り付けることもできます。
ゲーミングチェアと合わせれば快適なゲームプレイを楽しめます。おすすめはゲーマーの夢を叶えるデスクです。
価格は14,800円で、デザインがシンプルでテーブル部分が広く、ケーブルの整理などもできる万能さを持っています。
まとめ
勝つためのゲーミングPCはお金をかけて最高の性能を求めるか、コストパフォーマンスを求めて価格と性能のバランスを取るか、とりあえず予算をかけずに最低限の構成にするかの3択です。
手軽にゲーミングPCが欲しいのなら、パソコンショップが販売しているBTOが最適で、15万円前後の予算があれば十分な性能のゲーミングPCが購入できます。
中古のゲーミングPCや自作は熟練者向けなので、パソコンの知識が薄い人は手を出すべきではありません。
最後に、勝つためのゲーミングPCは、PC性能だけではなくマウスやキーボード、ディスプレイの性能も重要なので、PC本体だけではなく周辺機器も良いパフォーマンスが出せるものを選んでください。