自由度の高いクラフトゲームで話題となったクラフトピアを開発した株式会社ポケットペアが開発する、ポケットモンスターの様なオンラインゲームであるパルワールドを快適に楽しむことができる推奨スペックを満たしたゲーミングPCを紹介します。
2024年1月19日に発売されたパルワールドはグラフィックも美しく、多くの人が楽しみにしていると思います。
パルワールドは、ギリギリグラボなしの低スペックなPCでも遊べるとは思いますが、その点についても解説いたします。
公式サイト:パルワールド
もくじ
パルワールドの必要動作&推奨スペックは?
公式から公表されている動作スペックは下記のとおりです。
最低動作スペック | 推奨動作スペック | |
OS | Windows 10 | |
CPU | Intel Corei5-3570 | |
メモリ | 12GB | |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 770 | |
ストレージ | 15GB |
パルワールドの公式サイトで公開されている必要動作環境や推奨スペックは、最低要件しか書かれておりませんり最低動作スペックは、低画質でギリギリ30fpsを保てる程度のスペックですので、この要件を満たせば良いというものではありません。
快適な動作を考えるならば、クラフトピアの推奨動作スペックは欲しいところです。クラフトピアを実際に動作させてみるとRTX3060T i以上で4Kでも快適な動作が見られます。
同開発会社のゲームなので、RTX3060T i以上のグラボは必要と考えた方が良いでしょう。
プロモーションビデオを見るとクラフトピアよりも高画質なので、クラフトピアよりもグラボの性能を高くして、余裕を持つことが必要と考えられます。
パルワールドの快適プレイを叶えるPCスペックは?
パルワールドを快適にプレイするために必要なPCスペックをパーツ毎に解説いたします。
グラボは?
上述したとおりRTX3060Ti以上のグラボを搭載したものが望ましいと考えられます。
デスクトップPCの置き場所が無いと言う人はゲーミングノートPCも考えると思われます。
しかし、ノートPC用のグラボはモバイル版のグラボとなるため、デスクトップ型の型番と同じでも2段階くらい性能が下がるので、ノートPCならばグラボはRTX3070かRTX3080を搭載したものが望ましいです。
CPUは?
CPUはグラボの性能に合わせて選ぶべきで、性能の低いCPUやグラボの足を引っ張ってしまいボトルネックが生じてしまいます。
RTX3060T i以上のグラボを搭載するならばIntel製ならば最新の世代、もしくは一世代前のCore i7以上を選び、AMD製ならばRyzen 7以上を選ぶべきです。
ノートPCはコチラもモバイル版のCPUになってしまうため、コチラもより上位のCPUを選ぶ必要があります。Core i9やRyzen 9が良いでしょう。
メモリは?
メモリは最低限度のメモリ容量が無いと、フレームレートが落ちてしまい、まともにゲームを遊べない状態になってしまいます。
スローモーションになるか、最悪ブルースクリーンになり、フリーズしてしまいます。最近のゲームを遊ぶならば最低でも8GB以上は欲しいです。
そして、まともなゲーミングPCであれば、16GBのメモリ容量は備えている筈です。
また、最近のゲーミングPCはデュアルチャンネルという仕様で同容量のメモリを2枚使って帯域幅を増やし、ゲームのフレームレートを増加させる構成になっているはずです。
稀にシングルメモリになっているものがあるので、安いPCを買う際には注意が必要です。
勿論、後ほどオススメするゲーミングPCはデュアルチャンネルになっているものなので安心してください。
SSDは?
パルワールドのストレージ使用容量は15GBと、かなり少ない部類です。これならばメインストレージが500GB程のエントリーモデル、もしくはミドルクラスのゲーミングPCでも標準搭載している容量です。
アップデートで容量アップしたとしても、そこまで窮屈になることは無いと思われます。
最近のゲーミングPCはメインストレージにNVMe接続のM.2SSDが使われているものが主流であるため、起動も早くローディングも快適なものが多いので、心配は不要です。
マザーボードは?
マザーボードは、後々にPCをパーツの交換や増設でパワーアップさせることを考える人には必要ですが、パルワールドのみ楽しめれば良いと言う人ならば、ミドルクラスのマザーボードでも十分です。
あまりに性能の低いマザーボードを選んでしまわない限りは、滅多なことでは困ることはないでしょう。
Intel製であれば、マザーボードの頭文字がHや Zであれば問題ありません。AMD製ならはXやBとなっていれば問題ありません。
電源は?
電源も最近は電源が起因で故障することも少なくなっております。80Plus認証を取得している電源であればBRONZEクラスからでも、全く問題ありません。
エントリーモデルやミドルクラスのゲーミングPCであれば、むしろBRONZEやSILVERクラスの電源が主流です。
後々の交換や増設を考えていないならば、GOLDクラスの電源等は考慮しなくて良いでしょう。
パルワールドはグラボなし、低スペックPCで操作できる?
動作スペックはそれほど高くない、パルワールドはグラボなしで操作が可能か?という疑問ですが、全くグラボ機能の無い PCでの操作は不可能でしょう。
最低でもVRAM2GB以上が推奨されているため、グラボ機能を備えたCPUを搭載するPCは必要です。
Intel製であれば、CPUの末尾にFという文字が入ってなければ、CPUにグラボの代替となる内蔵GPUを備えています。
しかし、これはあくまで代替品であり、VRAMの代わりにメモリを使用する処理が行われるため、そこまで性能を引き出せません。
パルワールドであればギリギリ動くかもしれませんが、快適には程遠い状況になることは容易に想像できます。
また、Chrome Bookでも一部のSteamのゲームが起動する様になってきたようですが、パルワールドが対応されるかは不明です。
しっかりと楽しむならば、エントリーモデル以上のWindowsOSを搭載したゲーミング PCを購入するべきです。
パルワールドにおすすめのゲーミングPCはこれ!
以上のことを踏まえてパルワールドにおすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
デスクトップPCならGALLERIA XA7C-R36T 第13世代Core搭載
グラボはNVIDIA GeForce RTX3060Tiを搭載しております。そして最新世代のCPUであるCore i7-13700Fを搭載しています。
メモリも16GBで勿論デュアルチャンネル仕様で帯域幅も大きく快適なフレームレートを得ることができます。
メインストレージもNVMe接続の1TBのM.2SSDでパルワールドを遊ぶには十分すぎる容量です。
マザーボードはB760チップセット、電源は650WBRONZEではありますが、パルワールドを遊ぶゲーミングPCであれば十分な性能を持っています。
ノートPCならGALLERIA ZL7C-R37TH Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版
パルワールドを外出しても遊びたい、大きなデスクトップPCを買って設置する場所が無いという人にオススメなゲーミングノートPCです。
ラップトップ版なのでデスクトップ版よりは性能が落ちますが、NVIDIA GeForce RTX3070Tiを搭載し、CPUもCore i7-12700Hを搭載しております。
メモリも32GBを搭載し、更にメインストレージもNVMe接続のM.2SSD1TBなので、パルワールドをインストールしてもまだまだ余裕のある容量です。
このゲーミングノートPCであれば、パルワールドを快適に遊びまくることができるでしょう。
まとめ
ポケットモンスターの様なゲームで、今からワクワクと期待が募るパルワールドを安心して、しっかりと遊びたいならば、上述したゲーミング PCを購入しておくと良いでしょう。
そこまで高性能なゲーミングPCは必要無いので、ハードルも高くありません。
パルワールドを始めるという機会にゲーミングPCデビューをするのも悪く無い選択肢だと思います。