2016年に発売された名作タイタンフォール2を快適に遊ぶために必要な推奨スペックを満たしたゲーミングPCを紹介いたします。
タイタンフォール2はグラボの無いようなPCで動作させるのは大変難しいです。一応ゲーミングをうたったCPUにGPUを乗せたAPUを搭載するPCであればなんとか動作はしますが、快適とは言い難いです。
より快適な動作を求めるためには、どのくらいのスペックを持ったPCが必要なのかということを書いていきます。
公式サイト:タイタンフォール2
もくじ
タイタンフォール2の必要動作&推奨スペックは?
タイタンフォール2の公式サイトで公開されている必要動作環境や推奨スペックなどは下記の通りです。
最小動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows7、8、10(64bit) | |
CPU | Intel Core i3-6300以上 | Intel Core i5-6600以上 |
メモリ | 8GB以上 | 16GB以上 |
グラボ | NVIDIA Geforce GTX 660または AMD Radeon HD 7850 以上 | NVIDIA Geforce GTX 1060または AMD Radeon RX 480以上 |
ストレージ | 45GB以上 |
2016年頃の発売当初でも高い性能が求められており、2016年頃のミドルクラスのゲーミングPCを使用して、中画質程度の解像度で快適に遊べる環境が推奨環境で提示されているスペックです。
最高画質環境を考えれば、ハイエンドモデルのゲーミングPCが必要でした。しかし、発売から5年以上経過しておりますので、最近のゲーミングPCであれば、ミドルクラスのゲーミングPCでも十分快適な動作が得られます。
今でも4Kで常時フレームレート60fpsを超える動作を求めるとなるとハイエンド寄りのハイスペックモデルのゲーミングPCが必要となってきます。
タイタンフォール2の快適プレイを叶えるPCスペックは?
タイタンフォール2を快適にプレイするために必要なPCスペックをパーツ毎に詳しく書いていきます。
グラボは?
推奨環境では、GTX1060(VRAM6GB) が提示されております。
最近ではこれを超えるGTX1660以上のグラボを搭載するゲーミングPCもエントリーモデルであると考えられます。最低限の推奨環境を考えるならば、このクラスのグラボを搭載したゲーミングPCで問題ありません。
しかし、最高画質で遊ぶのならば、もう少し性能の高いグラボを選ぶと良いでしょう。最高画質設定で高フレームレートを狙うのであればRTX3060Tiクラスで申し分ありません。
もしも4K最高画質まで考慮するならば、懐に余裕があるのならRTX3080以上のグラボを搭載したゲーミングPCが望ましいです。
CPUは?
推奨環境でCore i5-6600が提示されており、最近のCPUであれば、Core i5-11400以上かAMDであればRyzen 5-3500以上のCPUを搭載していれば問題はありません。
更に快適な動作を求めるならばCore i7-11700以上または、Ryzen 7-3700X以上のCPUを搭載したゲーミングPCが良いでしょう。最近であればCore i7-11700またはRyzen 7 3700Xか5800X以上を搭載したものがオススメです。
4K環境を考慮しハイエンドクラスのグラボを搭載するならばCore i9-11900以上または、Ryzen 9-5900X以上のCPUを搭載したゲーミングPCがオススメです。
メモリは?
推奨環境では16GBが提示されており、最近ではメモリ16GBを搭載することはゲーミングPCでは当たり前の環境になってきております。
16GBの上の容量であるの32GBにしなくとも十分な動作環境は得られます。
メモリは推奨スペックを満たしていない場合、フレームレートが極端に下がり、動作がカクカクになったり、水中にいるかのようなスローモーションになったりしてしまいます。4GB以下のメモリしか搭載していないようなPCで動作させるのは難しいです。
最近のCPUとマザーボードは、デュアルチャンネルという同じ性能のメモリを2枚搭載したほうが、より性能を発揮できる機能がありますので、同じ16GBメモリでも8GBを2枚挿しにした16GBメモリを使用しているものがオススメです。
仕様の違う容量のメモリを2枚挿しても性能がアップしないため8GBメモリを2枚の16GBの上の容量は16GBの2枚挿しの32GBとなります。
メモリの規格はDDR5メモリというものが最新ですが、まだ供給不足であり対応しているゲーミングPCも少ないのでDDR4メモリを搭載したゲーミングPCで十分です。
SSDは?
ストレージの空き容量が45GB以上となっておりますが、こちらも最近のゲーミングPCであればストレージ容量が500GB以上のSSDをメインストレージを持つものが主流となっているので、そこまで気にする必要もありません。
マザーボードとの接続形式もNVMe接続という読み込み速度の早い接続形式のものが主流となっています。このNVMe接続形式のSSDはゲームの読み込みもスムーズに行なうことが可能です。
今後様々なゲームをPCで遊んでいくということであればサブストレージにもNVMe接続のSSDを追加すると良いでしょう。
サブストレージはBTOPCを購入する際の構成の変更で有料で追加可能です。(性能の低いマザーボードを使ったものは増設できない場合があります。)
マザーボードは?
マザーボードは、高性能なゲーミングPCを購入する際にはしっかりと考えておきたいパーツです。後々にパーツ交換など考えるならば良い性能のものを搭載したゲーミングPCがオススメです。
安いからと言って性能が低いマザーボードの場合、取り付けられないパーツが出てきてしまいます。
例えば性能の低いマザーボードですと、NVMe接続のSSDが1つしか取り付けられない、または、PCIeス
ロットとの共存ができず、キャプチャとSSDのどちらかを選ばなければならないなどの事象が起こったりもします。
色々なパーツや周辺機器の取り付けを考えているのであれば、妥協してはいけないパーツです。インテル製であれば、頭文字にZやHのつくタイプが高性能で、現在であればZ590やH570といったものです。
インテル製はCPUによってソケットの形状が変わり、次世代CPUとの互換性が無いので交換を考えるとなると注意が必要です。
最新の第12世代のCPUを搭載するためのマザーボードはZ690やH670というものになります。
基本的にBTOPCであれば、ソケットの合うものが使われておりますので心配ありませんが、今後自らの手で交換する場合は注意が必要です。
AMD製のCPUはソケットに互換性を持たせているあるため、この点の注意の必要性が少ないのが特徴です。性能の良いマザーボードは頭文字にXのついたもので、最近ではX570がオススメです。
電源は?
電源もハイエンドモデルやハイスペックモデルのゲーミングPCを購入する際には考察の必要が出てきます。
最近のゲーミングPCは80PLUS認証という電源効率の良い電源を使用していますが、クラスによって効率が異なり効率の良いものはチタンやプラチナやゴールドクラスで、次いでシルバー、ブロンズ、スタンダードとクラスが下がってきます。
ハイエンドクラスであればゴールドクラス以上の電源を使用しているものを選ぶと効率よく電源を使用することで熱効率も良くなりパーツの性能を引き出すことができます。
タイタンフォール2はグラボなし、低スペックPCで操作できる?
冒頭でも書いた通り、グラボを搭載してないようなPCでタイタンフォール2をまともに遊ぶことはできません。
グラボが無いようなPCでは、まずタイタンフォール2を起動できずに停止する可能性もあります。起動できたとしてもゲームプレイ中にブルースクリーンで停止する可能性もあります。
グラボはないと言ってもGPU機能を有したCPUであれば、遊ぶことも可能です。
しかし、内蔵GPUの機能も、性能がGTX1050かGTX1650あたりの低い数値なので、快適にタイタンフォール2を遊べるとは言い難いです。
タイタンフォール2におすすめのゲーミングPCはこれ!
以上のことを踏まえてタイタンフォール2にオススメのゲーミングPCを紹介いたします。
エントリーモデルのデスクトップPCならGALLERIA RM5C-G60S 第11世代Core搭載
コストを考え、とりあえずタイタンフォール2をPCで遊びたいというのならば、このゲーミングPCがおすすめです。
グラボにGeForce GTX 1660SUPERを搭載しているので推奨スペックはしっかりと満たしております。
CPUもCore i5-11400を搭載し、メモリも16GB搭載しているので、FHD画質で高画質設定であれば十分なフレームレートを得ることができるはずです。
メインストレージも500GBのNVMe接続のSSDを使用しておりますのでタイタンフォール2を遊ぶだけならば十分な容量が得られます。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=9929&sn=0
FHDの最高画質と高いフレームレートを狙うデスクトップPCならGALLERIA XA7C-R36T 第11世代Core搭載
タイタンフォール2を最高画質と高いフレームレートの状態を維持しヌルヌル動作で遊ぶのならば、このゲーミングPCがオススメです。
グラボにGeForce RTX 3060Tiを搭載し、CPUもCore i7-11700を搭載し、しっかりとグラボの性能を引き出すことが可能です。
メモリも16GBを搭載し、SSDの容量も1TBなので申し分ありません。
マザーボードもH570チップセットを搭載しているので、ある程度のパーツ交換や増設であれば問題ありません。この性能ならばApexだって問題なく遊ぶことが可能です。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=10271&sn=0
4K高画質の高いフレームレートを狙うデスクトップPCならGALLERIA UA9C-R38 第12世代Core搭載
タイタンフォール2を4Kやウルトラワイドで最高画質設定の状態で常時高いフレームレートを狙うならば、間違いなくこのゲーミングPCがオススメです。
グラボはRTX3080を搭載し、CPUも最新のIntel第12世代CPUであるCore i9-12900Kを搭載しているので、ゲーム性能は抜群です。
メモリも最新のDDR5メモリを32GBも搭載しているので、PCゲームだけでなく動画編集や3DCGソフトといった重いソフトもしっかりと動作させることが可能です。
ストレージも1TBのNVMe接続SSDだけでなく2TBのHDDもサブストレージとして搭載しているので、容量にも余裕があります。
マザーボードも最高クラスのZ690チップセットを搭載したもので、電源もゴールドクラスになっています。このゲーミングPCがあれば、タイタンフォール2だけでなく、どんなPCゲームも快適に遊ぶことが可能です。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&tc=30&ft=&mc=10599&sn=0
ノートPCならGALLERIA UL7C-R37 Minecraft Starter Collection同梱版モデル
どうしてもデスクトップPCを置く場所がないという人であれば、高性能ゲーミングノートPCでタイタンフォール2を楽しむと良いでしょう。
このゲーミングノートPCは、グラボはRTX3070を搭載し、CPUにはCore i7-11800Hを搭載しており、メモリも16GBでメインストレージも1TBSSDを搭載しております。
ただし、あくまでもノートPC用のモデルなので、同じ型番のデスクトップPCモデルのCPUやグラボと比較すると性能は落ちてしまいます。
RTX3070モバイル版の性能は、RTX3060のデスクトップ版にやや劣る性能になってしまいますので、その点は肝に銘じてください。
RTX3070を搭載しているのに性能が伸びないと感じたら、それはモバイル版だからとしか言いようがありません。
ゲーミングノートPCとデスクトップPCとの価格差と性能差をしっかりと理解していれば、あとで購入したことを後悔することもありません。
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=13&mc=10484&sn=3135
まとめ
タイタンフォール2は、間違いなく名作と呼ぶことができるゲームなので、未プレイの方は是非この機会にゲーミングPCで遊んでみてください。
タイタンフォール2は、あのAPEXの30年前を描いた世界のゲームです。キャラの繋がりなどは薄いですが、より世界を知ることはできるでしょう。
なによりタイタンフォール2はAPEXを知っていなくても、かなり遊ぶことができる、間違いない名作であり今でも十分楽しめるゲームです。
家庭用ゲーム機で遊ぶのも良いですが、より高画質・高フレームレートで遊ぶことができるゲーミングPCならば、より感動を味わえます。
また、高性能なゲーミングPCを購入しておけば、タイタンフォール2だけでなくApexやその他のゲームもバッチリ楽しむことができますよ。